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リハ職におけるインセンティブって結局どうなの?

お疲れ様です。
ちーよねです。

インセンティブを取り入れている職場は少なくないと思います。
例えば、単位数や訪問件数に応じて給与を上げていくシステム。

一見見栄えが良いように感じますが、果たして本当にそうでしょうか?

私が過去に勤めていた職場でインセンティブ制度のある場所がありましたが、個人的には良い部分だけではないと感じています。

今回は、リハ職におけるインセンティブ制度について私の個人的見解を書いていきたいと思います。

なお、インセンティブについては様々な形があり、一概に良し悪しを決められるものではないと思いますので、一意見として聞いていただけると幸いです。


インセンティブとは


意味を辞書で引くとこう出てきます。

・やる気を起こさせるような刺激。
・成果を上げた社員や販売店に通常の給料や手数料以外に特別に支給する報奨金。物や旅行のこともある。販売奨励金。

goo辞書

よく、アスリートの契約とかでも「インセンティブあり」などの言葉は出てきますね。

アスリートであれば個人契約ですので、やればやるほど契約条件が良くなるインセンティブ制度は魅力的でしょう。

では、我々リハ職ではどうでしょうか?

インセンティブのメリット


・やればやるだけ給料が上がる。
・目に見える報酬が手に入りやすい。
・数値的な成果としてわかりやすい。
・組織全体としての単位数が上がる可能性がある。
・求人票での見栄えが良くなる。

ざっと挙げただけですが、これらのことが考えられます。

インセンティブのデメリット


・コントロール不能な出来事でインセンティブがもらえないことがある(患者や利用者の発熱など)
・もちろんやらなければ給料は変わらない。
・特にプラスの給料を求めていないスタッフにとっては不平等な制度になりうる。
・条件次第では、インセンティブがほとんどもらえないといった事例もありうる。(月総単位数〇〇以上であれば、祝日、有給によって達成困難など。)
・単位数以外の貢献度が反映されない。
・係業務やリーダー業務、指導業務を担っている人はほとんどインセンティブは入らない。

ざっとこれらのことが考えられます。

インセンティブを求めるのは正解か否か

これに関しては意見様々ありそうですが、個人的にはあまり正解ではないように思います。

給与は基本給が高い方がいい。

インセンティブを取り入れている職場では、基本給が低く、手当としてインセンティブを取り入れている場合がほとんどだと思います。

ですが上記のデメリットで挙げたように、インセンティブは月によって大きく変動する可能性が高いです。

賞与の観点で考えると、基本給×○という算定が多いと思います。

であれば、インセンティブがなくとも基本給の高い職場を選んだ方が、年収換算した場合に有利に働くと個人的には考えています。

もちろん、インセンティブの有無で頑張っているかどうかを判断するという考えもありますので、一概には判断しかねます。
しかし、職員の貢献度は単位数でしか表せないのでしょうか。

教育と管理が疎かになる

インセンティブは、単位数に応じて上がっていく場合がほとんどです。

逆にいうと、ほとんどの場合単位数以外は反映されません。

ということは、最悪の場合教育や管理の視点が疎かになる、もしくはそういう業務を担っている職員の退職を招きます。

以前、優秀なスタッフが辞める職場で起こっていることという記事を書きました。

こちら↓

この内容を思い返していただけるとわかりやすいと思います。

インセンティブありきで給与が決定している場合、とにかく単位数を稼ぎにいく必要がある。→1日に取得できる単位数は決まっているため、その他の業務は時間外に行う必要がある。→長時間労働をして教育をするor教育が疎かになる。

という流れが出来上がる可能性が高いです。

そうなってしまうと、立ち上がり人材にとっては残業時間が増えるもしくは教育環境が整っていないという状況が出来上がります。

また、業務命令でリーダー業務や教育業務を担っているスタッフはどうでしょうか?

新人教育やチームマネジメントに時間を割く→必然的に単位数は減る→インセンティブをとっているスタッフとの給与差が生まれる

という状況になります。

役職者であれば良いですが、単純な指導係やリーダーでは給与に反映されないケースがほとんどでしょう。

そうなると、インセンティブがあれば月+1万円だったものが、より労力の多い教育管理業務をやることで給与が下がり、モチベーションの低下に繋がります。

結果、優秀人材やハイスペック人材の退職につながる可能性が高くなります。

組織にとって本当に必要な人材は、単位を稼げる人か、教育管理ができる人なのか

以上を踏まえて、インセンティブを追求する個人的な問題点をまとめます。

インセンティブを押し出しすぎると、組織としての単位数は増えるかもしれないが、ハイスペック人材の退職につながる可能性がある。

インセンティブを無しにすると、教育管理部分の労力は割くことができるが、全員がその業務を担えるわけではなく、普通人材やぶら下がり人材にとっては居心地が悪くなる。

一長一短ありそうです。

ただ、組織に必要なのは、単位が取れる人材だけでしょうか?

本来は、教育や管理の視点をもったスタッフを育てる必要があるのではないでしょうか。

中長期的な視点で見た場合、単位数でのインセンティブではなく、教育や管理に重点を置いた評価システムを実施するのが一番良いのではと思います。

長くなって来てしまったので、その点に関してはまた今度書ければと思います。

おわりに

あなたが職場を選ぶ際、インセンティブ制度を上手に使っている職場をお勧めしたいと思います。

単位数のインセンティブを全面的に押し出している職場は、一旦考えてみても良いのではないかと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
頑張るあなたの毎日にプラスαできれば嬉しいです。
お互い頑張りましょう。

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