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予定日まで10日 産休日記を振り返る

おはようございます。
Chiyoshiです🐈
noteを書きたいなぁと思いながらも、ウォーキングに励む毎日で遠のいていました。

現在38周。
予定日までまもなく10日となります。
私は、会社の制度や有休を組み合わせて少し早めの27週から産前休暇を取得しました。
有休?何ソレ?みたいな働き方をしていたので、年度内に消失してしまう有休が25日あり、使い切りたかったのですが使えたのは15日分、10日間は諦めました。


最終出勤日にサプライズでいただいたお花💐


3ヶ月間もの産前休暇。
飼い猫2匹のようにのんびりと過ごそう!と取得する前はワクワクしたものです。
せっかくなので、この3ヶ月間、どのように過ごしたかを振り返りたいと思います。

1週間実家で至れり尽せり暮らし

実家にいる間に残り88日に。ドーナツでお祝い🍩

隣の市にある実家に1週間ほど帰省。
母の手料理を3食いただき、体重がドンと増えて妊婦検診で驚かれました。
私と弟2人を帝王切開で生み、ほぼワンオペで育ててくれた母。
29歳、今の私と同じ年齢で初めての出産を経験した母。
「健診まで期間あくの不安だよねぇ!?」「体重管理とか無理だよねぇ!?」などなど。
妊娠中のあれこれやその後の子育てで大変だったこと、それを上回る幸せがあったこと…。
いろんな話を聞いて、母も今の私と同じような時を過ごしていたんだなと思いました。

念願の休み…のはずが 1人ぼっちで波乱メンタル🌊

産休中、振り返ってみて辛かったのは予想外に落ち込んだメンタルでした。
最初こそ、実家に帰ったり友人に会ったり。
それなりに楽しく過ごしていたのですが、そうこうするうちにやってきたのが後期づわりでした。
経験した友達からは初期よりはマシだよ〜と聞いていたのですが、普通に吐くほどの気持ち悪さで友人たちとの予定も泣く泣くキャンセル。
家で横になり、1人本を読む日々を過ごしました。
人と話さないということがこんなにも不安になり、気持ちを落ち込ませてしまうのか…と痛感しました。

週数とともに 増えゆく絵本でその時を待つ

メンタルの不調を和らげてくれるのが1週1週を重ねるごとにアプリからもらえる記念画像でした。
出産までのカウントダウンが減っていくことが心の支えになりつつある中、自分らしい1週間の過ごし方を模索するようになり、たどり着いたのが絵本でした。

これまでの読書経験が今の私を形作っているとも言えるほど、人生においてたくさんの本を読んできました。きっと母が赤ちゃんの頃から何百冊も読み聞かせてくれたおかげです。
本好きの子どもになってほしい!という願望があるわけではないですが、物語のある暮らしは人生を鮮やかにしてくれるということは子どもにも知ってほしいな…と思い、週数ごとに絵本を買うようにしました。

自宅で撮影したマタニティフォト📸

週に2〜3冊、予算を決めて集めた本は38週の今、20冊を超えました。
お腹に向かってたくさん読み聞かせました。

未知だった妊娠 今、思うこと

こうして振り返ると初期のつわりから後期のメンタル不調まで、自分と向き合わざるを得なかった日々だったなと痛感します。
やはり、生物学上、”生む”という役割は女性にしかできないので私たち夫婦の間では私が担うほかないのですが、辛いことも多かったです。

シンプルに体の変化や不調。そして1番受け入れられなかったことが今までできていたことが出来なくなることでした。
仕事も、日々の生活も、プライベートも。
母になるのだからその辺りも許容しなきゃ!とは思いません。
想像や寄り添いでは埋められない性別の役割による差。経験しないことにはわかってもらえない感情というものは存在するということも身をもって知りました。


私自身の変化に戸惑いつつも、嬉しかったことがあります。
Twitterやnote、そして仕事面では饒舌かつ、コミュニケーション能力もそこそこだと自負していますが、プライベートはインドアで根暗。基本、勝手知ったる友人や夫以外と新規の交友関係を持つことはなく、気にしいで根がネガティブです。

なのでこの妊娠期間、赤ちゃんが無事に成長しているかどうか心配で心配で、健診外の受診も何度かしました。
今までは、正直、仕事で評価さえ得れれば、暮らしは二の次でいいと思っていました。
夫と結婚して、共に暮らす中で季節の行事や食事、日々を丁寧に送ることの大切さを知りましたが、自分を労るということは苦手なままでした。

それを教えてくれたのが、今、お腹にいる赤ちゃんです。
私が無理をして成功するならやります、と私は今まで仕事において私自身をないがしろにしてきた部分があります。
20代前半〜中頃にかけては、そのがむしゃらさで得られた仕事や評価もあり、間違いだったとは思っていません。
20代後半にかけては、少しずつ緩和したものの、どこかで仕事をする自分にしか価値がないと思っていた部分がありました。

でも、私1人だけの体ではなくなった約10ヶ月前からどうやってこの命を守っていけばいいんだろう…と働き方、生き方を含めたくさん考えてきました。

そして、白黒のエコーでも懸命に手足を動かす姿をかわいく、愛おしく思うこと。
元気に育っているか、生まれてきてくれるか考え出すと不安で眠れなくなること。
夜が明けて、朝日が出た時、一緒に見たいと思うこと。
一緒に暮らせる日々を思うとたまらなく嬉しくなること。

大きくなったお腹。いつ出てきてもいいよと毎日声をかける


初めての感情にたくさん出会わせてもらえた妊娠期間。
初めて抱く感情に戸惑いつつも、どこか嬉しく、楽しんでいる自分がいました。
長かった妊娠期間もあと10日あまり。
健診では『生まれる気配がないね〜』と言われ、毎日ウォーキングに励む日々です。
夫と2人で決めた赤ちゃんの名前を呼べる日を楽しみに残りの日々を過ごしていきます🌱

産休をきっかけに始めたnote
マタハラの記録から始まり、気ままに色々なことを綴りましたが、産前の更新は今日で最後にします。

無事に出産を迎えられることを願って。

Chiyoshi🐈

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