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食品を大切に使い切る✳︎120%の美味しさに③

いふ!さんの、「さらに上をいく」というコメントが印象的だったので、ふと思いついたのをタイトルにしました😊

お節料理って嫌いだったな〜、、

味が濃い、、
甘くどかったり酸っぱかったり、嫌なニオイで、子供は普通好きじゃないものが多い

しかもこれでご飯がない!
雑煮って。。全然合わん

大人になって酒を呑むようになると、美味しさがわかったという人もある。

新年を、家事をしなくて済むように、前もって濃い目の保存が効くおかずを作って、重箱というコンパクトに収まる特別な器に積んで、新年の餅つき行事で作ったお餅と共に、お酒を呑んで祝うもの。

日本のそういう歴史背景がわかると、冷蔵庫のない時代、保存が効くという意味もあるし、砂糖が貴重だったことを思えば、こんなに甘いことが、大変なご馳走だったんだろうとも思う。良い年を迎えたい、という思いは、いつも変わらないことだと感じる。

美味しいと思えないのに、「こういうものだ」でただ続けるのは、むしろ「お正月に美味しいものを食べて新年を祝いたい」という一番大切なことに反すると思っている。

時代や自分たちの好みに合わせて、楽しめばいいと思う。

子供達は甘い黒豆が好きじゃないので、うちはお正月時期に、よく黒豆入りの酢飯を作って、手巻き寿司にする。

黒豆を一晩水で戻して、その水ごとご飯を炊くと、灰色のような、赤飯ならぬ黒飯ができる。

これを赤飯のようにごま塩で食べるのも勿論美味しいけど、合わせ酢を加えると、前回記事のバタフライピーのお茶同様、黒豆に含まれるアントシアニンの性質で、鮮やかな赤紫になる。

これを利用して、今年は酢飯を「コウペンちゃん」の形にしたいと子どもが言っていた。

頭を海苔、顔を酢飯、体を黒飯で黒豆2つを目にして、なぜかトトロのような模様を海老で表現

うんうん、コウペンちゃんに見える!

この後、全体に残りの合わせ酢と黒豆を混ぜて、きゅうりや大根、大葉、かいわれ、サーモン、いか、えび、かにかまなどの具で頂いた。

柚子の皮を加熱しただけの、甘さの全くないマーマレード(?)を添えると、一段とお正月らしい手巻き寿司になって、ほんと美味しい♪

この甘くない柚子マーマレードは他にも、ソーセージ、生ハムのカナッペ、うどんなどなど、この時期ならではの風味に変えられて、とても美味しく便利!

おせち料理に、田作りという、いわしの佃煮がある。

うちは味噌汁のだしを小さい煮干しで取った時、田作りみたいのを簡単に作る。

少量ですぐ食べきるので、味つけは濃くなく、醤油、砂糖、胡麻のほか、七味や豆板醤、ごま油、海苔佃煮など、その時のあるもの、気分で。
これに柚子も最高!

ひな祭りの季節にも、色鮮やかな黒豆の酢飯は、ちらし寿司に便利♪

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