見出し画像

スピリチュアルを仕事にして早18年の社会不適合者が最近気づいたこと


私はそもそも人と同じ事がなかなかできなくて、中学くらいまでは親が怖かったのでちゃんと通いましたが、高校からは行ったり行かなかったり…。
結局落第寸前だったのに、なぜか卒業できてしまい、短大へと進んだんです。行きたい大学には受かっていましたが、親の反対であえなく断念。人より一年遅れて進学。そこでも全然勉強に身が入らず、クラスに行くのもだるくて、アルバイトとサークルばっかりやっていました。

でも、なぜかまた就職が決まったので単位が足りてないはずなのに卒業できたという、ほとんど運だけで生きていましたね。
私の行っていた短大は、4年制の大学もあるのですが、そこの就職課がめちゃくちゃ権力を持っていたので、大学のメンツにかけて銀行にねじ込んでもらった感じですね。
内定もらったということで無罪放免です(笑)

運だけで受かったお堅い銀行は、国立大卒、有名私大卒の人ばかりで、
銀行と言う仕事柄、すべてが細かいし、規則だらけだし、失敗は許されないし、本当にきつかったな。ただそこでも私は社内結婚という免罪符(笑)で早々に寿退社するわけです。しかも妊娠中。なんだか書いていて嫌になるほど運任せ。

結局、私は運とかいいながら、流されて生きてきたわけですが、学校とか
会社とか組織にいるのが本当に苦痛で嫌で仕方なくて、それでも何とか合わせようと自分なりに頑張ってきたけれど、しょせん無理なことなので、どこかで必ず挫折するのを「運」に拾って助けてもらってきた感じがします。本当にありがたいです。

それなりの時間を生きてきて思うのが、自分で成し遂げたことなんて
何にもないんだなってこと。
自分が自分が!って頑張ってきたけれど、最後は運だったり、
周囲の人(他人も含めて)に拾い上げてもらっただけだったんですよね。

私自身、組織に属することが不得意で長く続かなかったから起業する羽目になった(笑)人間なので、そういう観点から見たらいわゆる社会不適合です。

でも、社会のメインストリートから逸れて生きてきたおかげで自分の頭で考えるという癖がついたことはラッキーでした。

社会不適合の人って、自分で自分の居場所を作らなければならないし、それがないと本当に孤立してしまって活動ができないから、自分なりに必死でした。ただ、私は前にいた世界とは真逆の世界に飛び込んだら、案外気楽になりました。

離婚して一人になった娘の私がスピリチュアルを仕事にしていることを母は父に言わなかったみたいだし、親戚からは「変なことをしている」とHPを見て心配されていた時期もあったのですが、だからこそ私は自分を持ち続けて自分の生き方を続けることができたのかもしれません。
帰る場所がなかったのです。

人と同じ事ができないなら、自分のできることを探して、突き進むしかない。
だから起業したのも就職してもやっていけないから仕方なくしたんです。
押し出されるように仕事を始めた感じでした。
そこで必死にやって来て、だからこそ結果も出せたのかもしれませんね。
でもそこに何の目的も理念もビジョンもありませんでした。
生きるので精一杯でした。
目的「生きる」みたいな(笑)。

コロナで世の中がじわりじわりと変化していますが、こんな時代にこそ必要な「自分の頭で考える」ことの訓練を、社会のメインストリートや枠組みから
外れながら生きてきたおかげで積み重ねてくることができたんだなと、今実感しています。

だからもしあなたが「生きにくい」「生き辛さ」を感じているなら、思い切って、もしくはパートタイムでもいいから社会のメインストリートから降りてみたらどうでしょう?

そこでは自由な分だけ、何がが解放されるし、解放された分だけ、本来の自分と向き合うことになります。そこで何が見えるのか、何を感じるのか。
生き辛さの正体が見えてくるかもしれません。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?