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にこやかな週末のはずがプチっと切れた土曜日

朝はめずらしくおだやかな気持ち。
昨夜早めに寝に落ちたので睡眠がとれたのでしょう。

土曜日の午前中はヨガのオンライン

4月から以前習っていた先生にオンラインで教わる。

ゆるめのヨガで1週間の疲れも取る

体を理解してくれてアドバイスしながら、気持ち良くヨガ。

朝ごはん兼昼ごはんを食べようとすると

朝早めに作っておいた料理を温める。ごはんをチンする。味噌汁を温め直す、よそう。お湯を沸かす。

などなどやって、やっと自分の席に着く。さてごはんと食べようとすると、お茶は?
ポットにお茶は入っているの?

ないよ。
お湯かな。
どうかな。

不満そうにする母。

なんでお茶が入れられないの?

そのひとつだけやるなら、簡単。
あれもこれもやっているので抜け落ちるのだよ、プチッ!

お茶セットをテーブルに置いてみたが
電気ケトルからお茶を入れるのが
立ってするのは危なかった

兄が来て午後は母のかかりつけ医へ

あまり気分が治らないうちにやってきた。

着替え今なんでやってるの?
朝じゃないの?

と兄は母に聞く。

金土日曜日はパジャマのまま過ごすと半分言いつける。

事実だから。

何度も着替えることは自分のリハビリになると言っても聞かない。

私が部屋で用意をしていると母は兄に、私がスマホばっかり見てるのよ。
やることやったらすればいいのに。
と半分言いつけていた。

仕返しかぁ

聞こえてしまったから、冗談じゃ無いと思い、今は本もパソコンで読むし、洗濯石けんや調味料もネットで頼む。
あなたに頼まれたミノンの保湿クリームだって頼むんだ。

銀行の振り込みもスマホ、
生活クラブの頼むのもスマホ。
noteも書いたりするし、趣味のことを見たりする。

それほどスマホばかり
やっているつもりはないが

やることをここでやっているんだ
言ってやる。

もうここまでくると私は沸騰中。
血圧はきっと200くらいかも!

それは兄の前で繰り広げられた。

沸騰中なので少し休んでから、
いよいよ病院へ。

帰りに、スーパーにも寄り母の好きなもの、欲しいものを買ってもらおうと思った。

スマホばっかりいじっているからね、ネットじゃなくて買い物をしましょ!と嫌味を言う。

歩行器で行こうとするので、今日は車でも帰りにスーパーにも寄るよ。

それでいいの?

車椅子にするの?

まだ沸騰は続いていたので口調は冷たい。
なかなか気持ちはおさまらないものだ。

今日は兄に活躍してもらおうっと。
車の運転だけでなくてさ。

診察室にも入ってね、
これから私は何事もなければ2人で行ってもらうこともあると思うし。

病院は激混みだった

着いたら1時間以上は待つと言われた。

その間に私はクリーニングを取りに行ったり、ダイソーで買い物したり、とにかく母と離れたかった。

30分ほどして病院へ戻る。

それからもまだまだ待ち時間はあった。

やさしい先生の診察は

やっと順番がきて診てもらう。
血圧測定から心臓の音を聴診器で当てる。

大丈夫ですね。

今日の聞くことは
お尻の褥瘡、床ずれを再度診てもらうこと。

まだ痛がるのでと伝え一緒に見たら3箇所ありそのうちのひとつが少し膿んでいる。

最初の箇所はだいぶ良くなっていた。

塗り薬をもう一つ追加して絆創膏でなくて手でよく擦り込むように教えてもらった。

母はパンツにつくから、いやだと大きめの絆創膏に塗ってつけていた。

『よく動いてくださいね。』
『家の中でもよく動いてね』

先生は繰り返して言う。

わかりましたか?
先生が聞くと、うなづく。
もう一度聞くと首を斜めにした。

わからぬふりか、納得していないのか。

すかさず私はこれがケンカの種なんです。

先生もっと言ってくださいね。
出来ることは自分でって。

過保護にしているんだね。

ニヤリと私はする、だって母が大好きな先生も言ったのだから。

朝からもやもやした気持ちがスッキリとした。

会計で待つ、
薬をもらうのにまた待つ。

スーパーは私がササっと

母を連れたスーパーの買い物の体力はもはや残っていなかった。

家に帰って一息ついた頃息子帰る

息子よ、今日も救世主となるのか!
大きなガラガラを引っ張って帰って来たよ。

今度はどこへ旅立つのか、仕事と休暇らしい。

ワンオペは介護も子育ても気持ちが詰まる

介護での1対1
子育ても1対1

これは当事者同士で、気持ちが煮詰まる。

他の家族が入るなり、行政の人に入ってもらうなり。

たとえばヘルパーさん、
ケアマネジャー。

デイサービスやわが家なら老健を繰り返しながら、少し離れる期間も必要かと。

ひとりで抱え込まないこと。
よくそう言われる。

そこはもうひとりの自分で客観的に見ていきたい。

こんな介護の現在、未来のnoteもあった。

これからは人出不足により、頼れなくなるのかもしれない、行政にも。

これからは母も私も誰もが望む、
やっぱりぴんぴんころりだね。

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