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朝の倦怠感が教えてくれた体と心の限界

上司から自主的な出社(申請をしない早出)
を強いられ

人員不足の中ひとりで走り続けていた

夏になる前のある朝

いつもの起きる時間になって
アラームを止めて
起きあがろうとした時

体が鉛のように重くなっていて
うまく起き上がれませんでした。

上半身はなんとか起こせて
あとはベッドから降りるだけなのに
足がうまく動かせないというか
動こうとしないのです。

自分の体なのにいうことを聞かない
そんな状態でした。

今日は休むようかもしれない。
風邪でもひいた?
と思いましたが、休むわけにはいかず

「ふんっ!!んーーーー!!!」
と声を出しながら気合いで体を動かし
なんとかベッドから這い出し
(ほぼ、ほふくぜんしんで!)

なんとかいつも通りに出勤しました。

よくクライエントの方が

「朝起きれなくてつらいんです」
「体が重くて動けないんです」

とお話ししていましたが

朝は誰でもそれなりにツラいし
体が重くて動けない時もあるけど
みんななんとかやっているんだよなー

と思うこともありました。

しかし実体験として
自分がその立場になると
クライエントの方がおっしゃっていたことが
よく分かりました。

あぁこういうことか、と。

なんて自分は愚かな考えを
微塵でもしたんだろうか、と。

メンタルヘルスの課題を抱えた人にしか
分からない気持ち、体の変化、感じ方
が確かにあります。

今でこそこんな客観的な立ち位置から
言葉を綴ることができますが
あの起き上がれなかった朝のことは
昨日のことのように
感覚としてリアルに残っています。

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