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人との関わりから振り返る2023年

いよいよ2023年が終わろうとしています。年末といえば振り返りというわけで、弊社でも社内ドキュメントツールに続々とみんなの振り返りが投稿されていました。

もちろんわたしも振り返っていくわけですが、ただやってきたことを遡るだけではつまらないので‥この1年で関わってきた方達に思いを馳せて、感謝の気持ちを振り返っていこうと思います。
※2022年から関わりのある方も含みますが、そこはご愛嬌。


とにかく稼いだ!ゴリゴリプレーヤー期(1〜3月)

この頃はまだマネージャーも担当しておらず、1プレーヤーとして現場でゴリゴリクライアントワークに勤しんでおりました。稼働率が低めの案件を3つ担当し、プライベートでは前々職の同僚からお声掛けいただき、スタートアップで副業をしていました。

関わった方総勢48名超!

これ以外にもこのnoteを立ち上げるWGをやっていて社内メンバー2名とクライアントワークの合間をぬって活動していたり、新卒のメンターをやっていたりと社内で(頻繁に)関わっていたメンバーはまだまだいそうです。

グッドパッチにきて2年。様々なクライアントさんと一緒に仕事をさせていただくことが当たり前になってきましたが、改めて振り返ってみると短い期間で本当にたくさんの方とお仕事をさせていただきました。

ちょうど最近していただいたインタビューでもお伝えしましたが、わたしは人と関わるのが好きです。人は人の数だけ考え方や、それまでしてきた経験が違うので、初めましての方とお話をすると自分の知識や世界がぐーっとひろがっていく感覚を強く感じます。

この時期に一緒にお仕事をさせていただいた方たちは、誰が聞いても知っていそうなくらい大きな会社の方々で、仕事への向き合い方がITベンチャーで育ってきた私とはまるで違う方もたくさんおられました。

例えるなら、自分の「城」みたいなものがあり、時にはそれを守り、時には勢力を広げていく為に攻めに入ったり。自分にはあまりない感覚だったのでよく覚えています。

仕事に何を求めるのか、そこで出すべき成果は何で、それをどう実行しようとしているのか・・自分とは違うからこそ、その方々が達成したいゴールをしっかり意識して向き合わないと、信頼関係は絶対に築けないという当たり前のことを実感させていただきました。私にはない視点をたくさん教えてくださって、本当にありがとうございました。

現場からは以上です!プレイングマネージャー期(4〜8月)

この期間はとあるクライアントワークの案件にどっぷり集中しながら、Goodpatchでは初めてのマネージャー業務に挑戦した期間でした。

関わった方総勢125名超!

この期間では柔らかい状態のコンセプトからFigmaを使ったプロトタイプまで、4回の価値検証を実施しました。ひとつのプロダクトに対してここまで検証を回したのは初めての経験だと思います。UXデザイナーが3人アサインされていたし、まぁなんとかなるだろうと挑んでみたところ、結果的になんとかはなったんだけどすごく大変でした(笑)

期間は長めではありますが、この人数の方にインタビューさせていただく案件はそう多くありません。しかも、インタビューさせていただいた方は40名ですが、うち24名には都合2回インタビューをしているので回数でいうと64回・・それをメインの2名で回した時期があり2人で息切れ寸前だったのをよく覚えています。

大変だった分、得られた学びはすごく大きくて、普段何気なく自分でもやっている行動を注意深く観察し、その背景にある状況や関係者とのつながりを紐解いていくとみえてくるものがたくさんありました。

去年もたくさんインタビューをやって、「インタビュー好きだけどそんな数やらなくてもいいな〜次こだわるべきは質だな〜」とか思ってたんですが、同じ方に2回聞くのはシンプルに質があがります。

状況やタイミングが違えば感じることに違いがでるのも、考えてみれば当然のことですよね。同じ方に状況を変えて2回聞く・・これはいくつかあるパターンの中に入れておきたい新しい引き出しの1つになりそうです。

この期間に関わらせていただいた方々へは、シンプルに過酷なプロジェクトに真摯にお付き合いいただき本当にありがとうございますという気持ちを伝えたいです。

チームメンバーも誰1人「そこまでやらなくてよくない?」とは言わなかったし、クライアントさんも常になるべく近い距離感でユーザーに向き合おうとされていたのが印象的でした。
熱量高くプロダクトに向き合うのは、何度やってもやりがいや達成感を感じられて大好きな仕事の仕方です。

そしてこの激動のプロジェクトの裏側でチームのマネジメントや新卒研修、サマーインターンをやっていたというのが自分でも驚いています。

つたないマネジメントにお付き合いさせてしまったメンバーへは感謝はもちろん、もっとうまくできなくてごめんなさいという反省の気持ちも多いです。

このときはまだ、マネジメント業務に対しては点での理解というか‥ひとつひとつのやることの目的は理解しているつもりでも、全体がどう繋がっていくのかは見えていなかった気がします。

新卒研修やサマーインターンは、取り組みとしてはすごく好きで、学生や新卒メンバーならではの視点に触れ合う機会はなるべく継続的に持ちたいと思っています。

私たちとは違った時代背景で育ってきて、これからの不確実な未来をどう捉えているのか?彼らにしか見えない景色や気づけない視点からの学びは大きく、「そんな風に考えてるの?!」というのを聞けるたびにわくわくします。

新卒として入る会社にGoodpatchを選んでくれてありがとうございます。
また、夏の貴重な時間を一緒に過ごさせてもらって、本当にありがとうございました!

新たなステージへの挑戦・・!統括マネージャー期(9月〜12月)

9月からディレクターという大役を拝命いただき、「がんばろう!やるしかない!」と「わたしなんかにはむりだぁ〜〜」を無限に行ったり来たりしながらすごした9月を超え、10月は心にぽっかり穴が空いたような気持ちになりました。

関わった方総勢145名超!

9月後半から10月いっぱいまで、案件に入らず組織目標とひたすらに向き合っていたのですが、みんなはクライアントワークで忙しいのに私はこれでいいのか?と感じていたりしました。

もちろんひとりでうんうん考えていたわけではなく、UX組織のメンバー含めいろんな人に話を聞きながら組織のあるべき姿を模索したり可視化したり。でも組織施策ってひとりでできるわけじゃないので、わたしが何かやり始めようとすると誰かの仕事を増やしてしまうんです。
私が決めたことをメンバーに落とすみたいなのもなんか違うし‥これはもう案件に入ろう!!と思い、少しではありますが案件にはいらせてもらいました。
私はきっと「ああ〜来週の定例までに資料をまとめねば〜〜」という期限がないと仕事ができません。(みんなそうかな?)

そんな中で採用活動ではたくさんの人とお話させていただく機会がありました。これも本当にありがたいことだと思っています。繰り返しになりますが人と話すのが好きなので面談は(1日2回までなら)全然苦じゃなくて、デザインというものに対するいろんな方の考え方を聞けて、自分がやるべき事のヒントをたくさんいただけた気がします。

マネジメント業務も経営レイヤーの考えてることがこれまでよりダイレクトに伝わってきて、点だったマネジメント業務がつながっていく実感もやっとでてきたかなというところです。
ここからは組織のこと、会社のこと、自分の将来のことをゆっくり考えながら来期の戦略に向けてひとつずつ取り組んで行こうと思います。

すべての出会いに大きな感謝を

改めて、事業会社にいた頃とは比べ物にならないくらいたくさんの方と関わらせていただいた1年でした。クライアントさんという社外の方から、自分がマネジメントをする組織や営業・人事メンバーなど社内との関わりが多くなっていたような実感がありましたが、採用活動を考えると意外と社外の方ともたくさんお話していましたね(笑)

出会ったすべての方々からたくさんの学びをいただきましたが、2024年は、わたしがいただいてるばかりでなく出会った方々が何かを得られるように、これまで以上に意識していこうと思います。

関わらせていただいた方の中で、「はじめまして」の方もたくさんいました。共通してよく言っていただいたのは「とてもいい環境で、本当に楽しくお仕事をされてるんですね」というお言葉です。

仕事は、短くても1日7〜8時間取り組むものです。基本的に今させていただいてることを全力で楽しめるように、楽しいところを探していくタイプなのですが、本当にすごくたくさんの方から言われたのでかなり楽しいのでしょう・・・。

グッドパッチはチームでの仕事をすごく大事にしているのもあり、困難もチームメンバーと楽しみながら取り組めてるのかなと思います。

今いる環境に感謝し、出会えたすべての方々に感謝しつつ、2023年を締めくくらせてください。
みなさまにとって、2024年も良き年でありますように!!

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