ここの交差点は5分岐あり迷いました。
写真右奥の道路沿いにお店があります。
ダンディな店構えをイメージしていたので
気がつかずに通りすぎてしまいました🚲

落ち着いたキレイな青色の扉の小さなお店でした。
入り口のマットに「JOHN KANAYA」と印字されています。

このチョコを去年バレンタイン会場で見かけて
そのうちお店に行ってみようと思って10ヶ月くらい経ってました。。

内装はイメージ通り落ち着いていてカッコいい雰囲気です✨

ボンボンショコラ　お酒

ダンディなボンボンショコラを買おうと思って出かけましたので
アルコール入りのチョコを一箱購入🥃

　　　　　　　一個だけ裏面📷

左からNocello（胡桃リキュール）、Absente（スターアニスの香り）、Poire（洋梨リキュール）、Armagnac（白ぶどうのブランデー）、Vin Rouge（赤ワイン）。
中はすべてお酒のガナッシュ（ミルク、ビター）です。
シーリングスタンプはホワイトチョコです。
味もホワイトチョコです。

テイスティングは全体的にざっくりと。

コーティング（ミルク）
　甘味　　　★★★☆☆
　ミルク　　★★☆☆☆
　苦味　　　★☆☆☆☆
　渋味　　　★☆☆☆☆
コーティング（ビター）
　甘味　　　★★☆☆☆
　カカオ　　★★★☆☆
　苦味　　　★☆☆☆☆
　渋味　　　★☆☆☆☆
ガナッシュ
　滑らかさ　★★★☆☆
　アルコール★★★★☆

ミルクチョコは甘すぎず、
ビターチョコは苦味渋味は極僅かに感じる60%台くらいのビター。
マリアージュするお酒に合わせて微妙に違っているように感じました。
詳細は作り手でなければわからないと思いますので、
今回はお酒が効いていて美味しいかどうかを。

Nocello（ノチェロ）

ミルクチョコとくるみのリキュール”ノチェロ”との出会いによる、
穏やかで深みのあるガナッシュ。

全体的にミルクチョコ
胡桃のようなまろやかな味わいがプラス
アルコールのピリピリ感はなくあっさりした余韻
胡桃っぽさがちゃんと出ていて驚きました。

Absente（アブサン）

スターアニスの香りが独特なアブサンとドミニカ産スイートチョコによる、オリエンタルな余韻のガナッシュ。

甘い香りが広がるちょいビターガナッシュ
砂糖とは違う独特なあま～い味わいと余韻が特徴的

Poire（ポアール）

洋梨リキュールと、濃厚なミルクチョコのマリアージュによる、
穏やかで、エレガントな味わい。

洋梨リキュールは始めてですが、
洋梨の輪郭がはっきりわかるくらい洋梨感出てました。

Armagnac（アルマニャック）

白ブドウから作られたフルーティなブランデーとスイートチョコによる芳醇な味わい。

５つの中では一番アルコールのピリピリ感があります。
ブランデーとチョコレートのマリアージュが愉しめます。

Vin Rouge（赤ワイン）

赤ワインとスイートチョコによる、甘さ抑えめなガナッシュでダンディズムを表現。

赤ワインの渋味と葡萄感がしっかり感じられる一粒。

食べる場所、雰囲気も大事

「ボンボンショコラ　お酒」はチョコとお酒のマリアージュをじっくり愉しむショコラですね。繊細で奥深い味わいは余韻に浸る時間も大切だと思います。チョコレートを愉しむというよりも、お酒を愉しむ感覚でいただいた方が愉しめると感じました。
時間帯は朝昼よりも夕または夜の方がよいと感じます。
静かで落ち着いたワインバーのような雰囲気の場所で食べるとより良いと思います。

食べている間よりも食べ終わった後の方が色々と考えることが多いショコラでした。夜に一日を振り返ったり、物思いにふけったり、自分と向き合ったり。そんなときに食べたいショコラです。

チョコ仲間で集まってｷｬｰｷｬｰ騒ぎながら食べる部類のショコラではなく、大人っぽいとか大人向けとも一味違う印象です。ダンディズムの何たるかを知って食べると、このショコラの奥深さがわかりそうです。1年後のこの時期にまた食べてみたいですね。

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