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【業界研究】明日は我が身、レイオフへの備えは必要って話

どうも、外資系うさぎのちょこさんです。

最近、外資ITや外資系/グローバル系コンサルファームでのレイオフのニュースをよく耳にするようになりましたよね。

なんでこんなことが起きてるのかって考察はそっち方面に明るい方々にお任せするとして、決して他人事とは言えないレイオフに対して、我々はどう考えどう付き合っていくのがよいのかってあたりを今日はお話していきたいと思います。

IT系やコンサル系、金融系なんかが特に顕著なはずですが、外資系やグローバル系の企業で働いている以上、レイオフ話を直接見聞きするのってどうしても避けられないですからね。
明日は我が身です。
備えよう。


なんてnoteをしたためようとしていたところ、ついにあのアクセンチュアもレイオフを始めるとのニュースが流れてきました。
バックオフィスで2,000人のマッキンゼー、米国内700人のKPMG、グローバルで19,000人(半数はバックオフィス)のアクセンチュア、と業界大手各社の三者三様ともいえる急速な体制再構築、これはもう目が離せないどころの騒ぎじゃないですね。


というわけで本題に…の前に、こないだ弊フォロワッサン向けにアンケートを取った結果をまず見てみることにしますけど、まぁ見事に判断力や行動力がピカイチの武闘派揃いということが分かって色んな意味で安心しました。

早速まとめパートみたいになっちゃうのですが、自分のキャリアは自分で築く、特にこれからの時代、そんな考え方がものすごく大事になってきますからね。
変化に対応してこの先生きのこっていくためには強さがとても大事です。
さぁ、強さを手に入れよう。


さて、本編入る前にいつものコピペです。
この記事も有料設定していますが、全文無料で読むことができます。もしいいねと思っていただけた場合は、ちょこさんの大好物のおいしいチョコレートを一粒調達するための費用としてカンパいただけると大変うれしいです。

では、本編をどうぞ。


◆転職市場に常にオープンなことは別にやましいことではない

これはとても大事な前提です。

もしかしたら転職サイトにレジュメを登録したり転職エージェントと会ったりするような、転職市場に対してオープンであること自体に対して、転職慣れしていない各位は何か後ろめたいものを感じてたりするのかも知れません。
もしそうだとしたら、そのような考え方は今すぐ捨て去ってしまいましょう。

むしろ、常にビズリーチあたりのレジュメ登録は最新に保っておいて、エージェントや他社人事から面白そうなポジションの話が舞い込んできたら取り敢えず話くらいは聞いてみるってのを強く推奨したいくらいです。

別にオファーレターにサインしない限り現職に何か影響を及ぼすこともなく、仮にオファーレターにサインしたくなるような素晴らしいポジションに縁があったとあらばそれはそれで喜ばしいことなので、なんとなく躊躇いがあるくらいの状態であれば、思い切って転職市場に対してオープンでいた方が何かとお得なんですよね。

もちろん、ちょこさん自身も定期的にエージェントや他社人事の方とお会いするようにしてますし、チームメンバーに対しても「自分の市場価値の確認がてら定期的に外の話は仕入れた方が良いよ」って話もするようにしてます。
単に競合他社の話などを知ることができるってだけでなく。内も外も分かっていたほうが自分のキャリアプランを立てやすいですからね。

このあたりは、従業員の流動性が特に高いコンサル界隈ならではのコミュニケーションかもしれないので、伝統的な環境の国内系企業にお努めの各位はそのようなやりとりを公の場でするのはTPOも考慮しておいた方が良いかもしれないですね


◆転職市場に常にオープンでないと逆に後で困る

じゃあ、「転職市場にオープンであることは悪いことではない」って前提が伝わったところで、「転職市場にオープンじゃないと何か困ることあるの?」って視点からのお話もしておくことにします。

これはもうシンプルにものすごく困りますよって話で、具体的には「明日の出社と同時にあなた自身のレイオフを告げられたときに、即座に行動を起こすことができなくなりますよ」っていうとてもクリティカルな状態に陥ってしまうことになります。
つまり、切れるカードが手元に何もない状態で大きな勝負を強いられるということです。

先程の前提、なんで常に転職市場に対してオープンでいるべきか、って「いざというときに即座に行動起こすことができるようにする」、これに尽きるんですよね。
常日頃からコンサル業界や関連のありそうな業界(サービス提供先業界や、IT、スタートアップなど)に強いエージェントとのコネクションがあれば、「ちょっときな臭いことになってきたので○○社の選考急ぎ進めてもらえます?」なんてやりとりができたりしますから。

さっきのアンケートの結果にあった、「即断即決してパッケージ満額貰う」という選択肢、あれはあくまで仮定の話であるアンケートなので、「自分は即決できるぜ!」って投票したケースも多いのでは?と思います。
実際に自分がそのような状況に直面したときには、いざとなったらそれなりのところにはいつでも転職できるような状態を維持できているか、で本当に即断即決できるかが決まるんだとも思います。

ちょこさんも、いざというときにはなるべく憂いなくリスクを取りにいけるよう、日頃から準備は欠かさずに生きていこうと思ってますし、実際に定期的に外部の方とお会いして色々と情報交換しながら生きてるので、万一の際には躊躇わずに意思決定したいお気持ちといったところですね。



◆いつでも転職できる状態にしておいた方が結果的に社内でも生き残る余地が高まる

と、そんなことを書いていると、「じゃあちょこさんは隙あらば転職しようとしてるんですね!」なんて思われたりするかもしれないですが、それは別にそういうわけでもないんです。

ちょっと考えてみてください。
常に外部の情報を仕入れ、自分の市場価値を高めるための行動を欠かさず、いざとなったらすぐそれなりのところに転職できるくらいの実績と実力を積み重ねようと努めてる従業員とそうでない従業員、いざというときに会社の方から残って欲しいと思われるのはどっちでしょうか。

そう、「いつでもどこでも転職できる状態であればあるほど、結果的に社内でも生き残れる」ということです。
ちなみにこれはプロの転職家でもあるちょこさんの持論のひとつです。

とは言うものの、特に外資系/グローバル系の環境においては、本当にレイオフが必要な状態になったら突然、部門単位で事業撤退したり、評価が高かろうが低かろうがまずは給料高い順に切られたり、なんて事態も普通に起きるので、備えがあれば確実に今の環境で生き残れるってわけでもないのも要注意ポイントですね。

そうなったら、いざという時の備えを武器に外に活路を見出しにいけば良いってだけの話です。
これがもし何の備えもない状態で意思決定せざるを得なくなったら…考えただけでも胃が減りそうになってきますよね。


◆結論:今日からちゃんと備え始めるのが吉

と、いうわけで、備えましょう。
本当に、備えは大事です。
大事なことなので何回も言いますけど、備えがあれば全て大丈夫というわけではないですが、備えがなければ全くもってダメダメです。

ぜひ、具体的な行動が伴う形で備えを開始してみてください。

手っ取り早い行動としては、まずは転職エージェントに登録して、業界内の採用動向がどうなっているか、自分のスキルセットや経験だとどんなところに転職できるか、ワンランクアップの転職を狙うには何が足りないのか、などを相談してみるとかでよいと思います。

こちらのnoteで良い転職エージェントの見極め方を解説してるのでよかったらご一緒にどうぞ。
特にPR案件とかエージェント登録のアフィリエイト記事ではないので、色々遠慮なく書いてあってきっと参考になるはずと思います。


「え、別に転職エージェントじゃなくてちょこさんに相談したいんだけど…」、って各位はこちらの相談室をご利用くださいまし。



◆オススメの1冊

ちょっと違う切り口からのオススメ本です。

なんだかとてもセンセーショナルなタイトルですが、「外資系といっても日本の会社なんだから従業員をそう簡単にクビにできないはずでは?」って素朴な疑問に超どストレートかつ人事・労務・法務の観点からも隙無く回答してくれるような本です。

万一の場合の備えの一貫として、会社側はどうやって合法的に従業員の削減を行うのか、ってのを知ったうえで対策をたてるために読んでおくなんてのもオススメの本です。


ちょこさんもそれなりに長い社会兎生活の中で、レイオフとまではいかないまでもグローバルの都合で所属している部署がまるごとなくなりそうなんて事態に直面して華麗に転職キメたり、レイオフとまではいかないまでもグローバルの都合で人員削減をしないといけないときにどうやってその準備を進めて実行に移して事後処理も済ませるかという楽屋裏の極みみたいなことにも巻き込まれたり、レイオフではないけど直接の配下メンバーにPIPを施す側に回ったこともあったり、で酸いも甘いもしょっぱいのも色々経験してきてます。
兎も万事塞翁が馬です。

そんな立場からも、悪いこと言わないからいつ何が起きてもすぐに行動を起こせるように準備だけは欠かさずしておけって本当に何度でも何度でも言い続けていきたいですね。

備えよう。
ガチで。


ではまた次回!
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