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『君たちはどう生きるか』鑑賞記録

君たちはどう生きるかを観てきました。

まず、作品自体を鑑賞する前から話題になっていた「全く宣伝をしない」という手法に脱帽。
この調べれば何でも情報が溢れ出てしまう時代、YOUTUBEなんかでさも観てきたかのように語るため?のまとめ動画で作品が二束三文にもならずに叩き売られてしまうような時代の中で、敢えて事前情報を仕入れず、自身の観たい・観たくないだけで判断して鑑賞することのなんと贅沢なことか。

私は公開して1週間後に観たのですが、それまでネタバレを食らわないようSNS断ち・TV断ち、喫茶店で熱く語る人達を避けてと、躍起になって情報を回避してました。
逆を言うとそこまでしないと情報って、受身でいるだけでもものすごく入ってきている。
あまりに日常になり過ぎていて、無意識だったけれども、普段どれだけの情報量を処理していたのかと思うと、そりゃあ生きているだけで疲れるよなぁ…と実感しました。情報は意識して遮断していく時代ですね。

ともあれ、ここまでして情報を遮断してきたからには、鑑賞日記と言えどもこれから鑑賞する人の邪魔にはなりたくない…しかし何を言ってもそれはネタバレになる気がする…けれどもちょっと感想を言いたい…というジレンマに悩まされています。

ということで、ひとことだけ…。

岩波少年文庫を読んでいるかのようでした。
少年時代にはきっと、現実を生きるために必要な世界が確かにあるのだと
感じました。

以上です。
地球儀も、CDで買いたいと思います。



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