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老犬の車椅子について

老犬の車いすを買うことにきめた。

時期はもっと早いほうが良かったかもしれない

昨日、外出から帰ると

立ち上がれなくなっていた。

今朝は昨日ほどではなかったが、それでも

寝て起きたしばらくは、お尻をぺたんとついてしまい

なかなか立位になれない。

後ろ足が弱ることは、以前から知っていたが

歩けていたし、体調の良いときは

散歩もかなりのスピードが出るときがあって

犬の車椅子なんて、おおげさだと

考えていたふしがあった。

でも、昨日の様子をみて

後ろ足が立たないことが

単純に歩行ができない、という問題だけでなく

トイレがしずらい、ご飯がたべにくい

動けないから、寝てばかりになる

その負のループで、食欲がでなくなる

筋肉も弱る、余計寝たままになる、弱くなるという

ことの重大性にきがついて

今朝、かかりつけ医はお休みだったが

二番目にかかっているお医者さんに、犬を連れていきました。

左後ろ足が膝蓋骨脱臼で

かなり状態が悪いとのこと。

痛めてからは、

その足をかばって床につかないように

しているため、

よわよわしい3本足で踏ん張るから

辛そうだ。

先生が滑り止めのシールを足裏に貼ってくれた。

すこしでも、滑らないで踏ん張れるように。

部屋で彼女がぐるぐるまわる場所には

滑り止めシートをひいているが

まだ足りなかったかもしれない。

そして先生は車椅子の可能性も示唆したが、

いま用意しなさいとは

断言はなさらかったし

1.7キロの我が家の犬が

車椅子の重量に耐えられるかどうかということを

先生は心配なされた。

軽いのじゃないとなあと。

そこで、昼間、ネットで調べたところに

電話をかけたりして

レンタルをして、あーでもない

こーでもないをしているうちに

彼女の寿命がきてしまうと困るので

最速でつくってくれるところに予約した。

足の裏に貼ったシールの滑り止めの効果か

多少でもふんばりがきくようで、

今日の夕飯のまえは、しばらくぐるぐる旋回ができるほど

調子はよかった(左後ろ足は、ほとんどついていないが)

彼女の生きてる時間に間に合ってほしい。

今回は、彼女に初めてリアルな残り時間を

意識させられた。

大丈夫、それくらいわかっている、と思っていたのに

涙がこぼれる。



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