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第42回週刊超合金【スポーツ栄養学①】


栄養に関する情報は、日進月歩です。

正しいと思っていた栄養の情報がアップデートされて、逆に身体に悪いものだったことが判明したりすることもあります。

栄養はすなわち食のことで、食文化は宗教や思想の違いのごとく、様々な考え方があります。「植物食のビーガンが良い」、「肉食が長生き」、「添加物が入ったコンビニ食は避けるべき」「糖質の摂取量を制限するべき」「バランスの良い食事があればサプリメントは不要」、等色々です。

なので自分で情報を精査し、信じるものを試して、人に押し付けることは無いようにすることが肝要です。

今回私が書く内容も、書籍をベースになるべく公平な視点で科学的に証明された情報に基づいて述べますので、一意見として読んでいただきたいと思います。


最近家族の食事を作ることが多くなり、料理の腕前が上がっていると実感している超合金イワシマです。皆様いかがお過ごしでしょうか?


今回の参考書籍は

「スポーツ栄養学」寺田新著

方法論ではなく理論から学ぶ書籍になります。

3年前に購入していましたが、忘れていたのでまた読み直してみました💦


私が知らなかったり勘違いしていたことで言えば、
・運動開始から15~20分経たないと脂肪燃焼サイクルが始まらない。⇒直後から始まる
・プチ断食はデトックスに良い。⇒実は糖代謝機能が低下する可能性がある。
・脂肪細胞の数は幼少期に決定する。⇒成人でも毎年10%入れ替わっている。
・コレステロールが高い食品は制限すべき。⇒2015年の厚生労働省が発表した食事摂取基準からコレステロールの上限値が撤廃されている。

栄養学は不変的な学問ではありませんが、その分常にアップデートされる最新の学問でもあります。


スポーツを嗜む者であれば、一度は栄養について気にかけたことがあると思います。

体重を落とす為には?
攣らないようにする為には?
エネルギーはどのように吸収・消費されていくのか?
タンパク質、脂質、糖質の効率の良い摂取方法やタイミングは?
水分量はパフォーマンスにどのように影響があるのか?

様々な疑問がある中、理論をベースに根本から見直して、自身のパフォーマンスアップにつなげてみたいと思います。実際出来ていないことが多く、ちょっとした心がけで変わることもありそうです。



◆動的平衡


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