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そわそわ期 憂鬱沼からの脱却法

そわそわ期のその後の記録を書いておきたい。

その後も無気力状態は続き、ついに外に出たくなくなってしまった。
なのにこれまで全然なかった食欲が突然激増し、朝から角煮やら親子丼を作ったりして、ガッツリ飯を爆食いした。この急な食欲増進が良い作用はなのかは全くわからない。
私は10年以上飯炊き主婦をしてきたため、自分の作ったご飯はいつもなら味が想像できてしまって積極的に食べられないのだが、(でも自分以外の人には作れる)なぜか今日はたくさん美味しく食べることができた。

日課の入浴については、日本と北米では見解が異なり、北米では人工授精後、精子や卵子を温めすぎてはいけないのでシャワーのみが推奨されているのだが、私はお湯に入らないと体が冷えてしまう気がして複雑な気持ちで今もお風呂に浸かっている。本当はこういう迷いのような気持ちも良くないのかもしれない。

で、仕方なく重い腰を上げて、せめて妊活ヨガをやろうと思ったが、とにかく、やる気が起きないので、飽きてしまってなかなか続かない。

そこで、家の中でできる新しいことにトライしてみようと思い、妊活マントラというものを検索して聴いてみた。インドは世界一の人口国である。つまり世界一妊娠している女性が多い国だ。そのインド発祥の妊活を取り入れるのが合理的なのではないかと思ったからだ。
爆音で流して耳元で聴きながら、目を閉じると、どんどん子宮のあたりが温まってくる感じがした。プラシーボ効果かもしれないが、不思議な音楽と歌があいまって、とにかく嫌な記憶や不安は瞬時に消し去ってくれた。それくらい強烈なパワーだった。
妊活マントラは1日に3回聴くと良いらしい。とりあえず信じて続けてみようと思う。

次に、妊活メディテーションをしてみた。
日本は仏教の国なのに、そこまで瞑想が流行っていないが、北米は"zen"文化が沸いているからかわからないが、メディテーションと検索するとあらゆる内容のものが出てくる。もちろん妊活のものもあったのでやってみたが、これも私にはとても合っていて良かった。
心からリラックスできたし、子宮だけに意識を集中させることができて、どんどん子宮が温まっていくのを実感できた。

もう何を考えていても、不安になってしまうので、そわそわ期は不安から最も遠い場所に自らを無理矢理でも持って行くべきなのだ。
家族や友達と話せたり、動ける人は、そわそわ期は一旦妊活のことを完全に忘れて、遊んだり気分転換して良いと思う。
私はあいにく相棒が犬しかおらず、犬は心が繊細が故に私を心配し出して、体調を悪くしてしまう始末なので、なんとか自分とわんこの不安を消し去ることができるものを探していきたいと思う。

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