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マーケティングで作ったモノは売れない

これは以前、
ある出版社の役員の方にお伺いした言葉。
某有名雑誌の編集長だった時に痛感したことだそうです。

「雑誌や本は、
その題材を本当に好きな人が、
思いをこめて作らないと売れないんですよ。

不思議なもので、
表紙一つで

好きな人が作っているか、
マーケティングで作ったものかは、
読者にはわかってしまうのです」

とのこと。



面白いな、これは出版に限らず、
あらゆる仕事に当てはまるのではないか、と思いました。

そして、
ふと、

このことはエンドユーザー向けのシゴトだけじゃなく

我々の日常である「企画作り」や「提案」にも当てはまるのではなかろうかと思いました。



考えてみたら、
企画が決まるときは
自分の場合でも

「面白がっているとき」、

「提案を楽しんでいるとき」

のことが多い気がします。


もしかしたら、
クライアントも読者と同じで

それがパターンや方法論で作った企画か、
好きで、面白いと思って作った企画なのか、

その人が義務やしがらみで提案してきているのか、
本気でクライアントのために考えてきた企画なのか、

みたいなことは
丸わかりなのかもしれませんね(笑)。


仕事は、面白がってやることが一番重要かも!?

ご同輩、お互い、頑張りましょう。

Hさん、貴重な言葉をありがとうございました。


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