見出し画像

一汁一菜にしたい!家族がいても、子育て中でも、妊婦でもできるやり方模索中


アフロ姿が強烈な稲垣えみ子さんの記事を読んで、共感と自分もこれで行きたい!という思いがむくむく湧き上がっている。今回読んだ記事は下記。

だから一汁一菜生活になって何が驚いたって、「時間が増えた!」ということだ。調理時間よりも何よりも、今日の献立を考えなくていいことが、これほど自分の自由時間を増やしてくれるとはまったく想定外。

https://toyokeizai.net/articles/-/670959

面白くって稲垣さんのほかの東洋経済の記事も読み漁ったが、うん、すごくしっくりする考え方だと思った。現代人が「エコ」とか「スロー」とかいう言葉に惹かれるのは、どこか自分がもっとそぎ落とされて、物質的にも精神的にもあるべき状態に帰りたい、そこからこの世界を生きていきたいという気持ちの表れなのかなと思っている。

でも、出家して修行するのもきついし。自給自足の生活をするために山に住むのもちょっとストイックすぎて無理。今のせわしなさすぎる、ものと情報に溢れた世界は手に余るということがわかってきた。でも、過去や古き良き時代に戻りたいってわけじゃない。だって今の世界は私たちが望んで、作り上げてきた世界だから、過去に戻ったところで同じことがまた起こるだけ。じゃあ、なんか昔や今のいいところを再定義しながら、一番ウッキウキで生きられる生き方を探したいとみんな思ってるんじゃないかな~。

私事だが、現在妊娠4か月で、ここ2か月余りつわりのため、体力、体重、精神、活力もかなり最小限まで小さくなっていた。そんななか、食欲ないけど、何か食べなきゃいかんから、献立考えて、買い物行って、料理作って、食べて、皿を片付けたら、次の食事の献立を考えって、、、っていうことがめちゃくちゃしんどかった。もう食べないでいいから、食にかかわるすべての過程を通りたくない、、、という気持ちにまでなりました。
私はいったい何をしているんだろう。もっとなんかこの鬱屈とした気持ちと時間、ほかのことに使いたいんだけど。と思っていた。というか、この記事を読むまで、自分がイライラしたり不安だったりすることはわかっていたけど、ここまで明確に私は何が嫌なのかはわかっていなかった。人様の言葉を借りることでこんなに自分の気持ちがクリアになって、空が晴れる感じになるのって素晴らしいと思いました。きつい時期やつらいことがあると必ずその先に何か大きな気づきとか、やってみたい!あるいはやりたくない!が隠れているので、とっても大事な時期だったなと思います。おなかの子よ、ありがとう。

ということで、さっそくぬか床をつけ始めた。熟成ぬかを買ったので、いろいろ手作りする部分はカットして、楽しくつけている。人参が今我が家にあるので、適当な大きさに切ってつけるだけ。
家の残り野菜を適当に切って、物干しネットに入れて干して、干し野菜味噌汁を作ると美味。ごはんはいつも通り鍋で炊いて昼飯終了。とはいえ、家族(夫、息子3歳)がいる朝と夜のご飯はこれにもう一品付け足す必要がありそう。朝ごはんは、いつも卵料理。目玉焼きかオムレツか、スクランブルエッグか、卵かけか。卵ってすばらしい。これで、朝ごはんは攻略。

そして夕食。おとといはサバが安かったので、みそ煮にした。昨日は、作り置きしておいた冷凍の春巻きを揚げた。でもそれ以外は作らない。副菜はもう野菜たっぷり具たくさん味噌汁にしたから、いらんでしょう。

こうやってしてみると、買い物に行かなくても我が家にはいろいろ食べるものがあった。なんか家にあるものだけで、やりくりするのもたのしい。献立は考えず、作る時間になったら冷蔵庫と冷凍庫を見て、1品だけ考える。ごはんと味噌汁と漬物はデフォルトだから何も考えないで作れる。買い物は、米とか味噌とかをなくなったら買って、卵とか野菜を週に何度か買いに行けばいい。

そう、この献立を考えて買い物に行くという作業が私が一番嫌いだったところだったんだ。
栄養があって、家族みんなが食べれるもので、あんまり高くない食材の公約数で作るという簡単なようでめちゃくちゃ頭使って考えないといけないこの献立作業!献立をごはんと味噌汁に限定したらこんなにも楽になるんだな~。目からうろこ。

家族も一緒に過ごしているし、子供の成長とか、今や私も妊婦なので、栄養のこと考えないとと思ってしまうけど、栄養って、ちゃんとご飯を主食として野菜中心の生活に時々卵とか魚とか食べたら究極いいんだよねって思って、我が家なりの一汁一菜生活、楽しんでみます!

ちなみに、写真のメニューは
黒米入り5分づきごはん、味噌汁(干した人参、人参の葉、大根の皮、小松菜、ネギなど)、残り物いろいろ(もずく酢、サバの味噌煮、ばあちゃんからもらった高菜漬けで作った炒め高菜。これが絶品)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?