トーマステスト

股関節屈筋の拘縮の有無を確認するテスト。

やり方はとても簡単。

①仰向けになる

②股関節を手で抱えて屈曲させていく

③反対側の膝が浮くかどうか確認する 
浮いた場合は股関節屈筋が拘縮していると考えられる

股関節屈筋は腸腰筋や大腿直筋

これらが拘縮すると股関節が十分に伸ばすことができずに、代償動作として腰椎の過伸展が起こる。
よって腰痛を引き起こす。

また膝が浮くだけでなく、外転もした場合、外転筋の大腿筋膜張筋や中臀筋なども拘縮している可能性があると言える。

そこで中臀筋のリリースをする際、股関節を内旋あるいは外旋させてみる。

中臀筋は前部線維であれば内旋、後部線維であれば外旋作用があるため、その人のアライメントによって内旋、外旋のしやすさや、筋肉が緩むのは内旋位あるいは外旋位なのか変わってくる。

それを見定めてリリースを行う必要がある。

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