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クリスコラム68 【ETFって何?】



今回は投資を意識し出した人なら
聞いた事があるであろうETFについて
解説したいと思います。

周りでも
「俺ETF買ってるよ!」
みたいな方もいらっしゃるかもしれません。
ETFって何?について解説します。

ETFとは?

最初にETF
(Exchange Treaded Funds:上場投資信託)の
概要。




ETFは、東京証券取引所などに
上場されている投資信託です。

投資信託の仕組みは、
公募型投資信託とほとんど変わりませんが、
上場しているので株式と同じような取引が
できる点が異なります。

公募型投資信託がブラインド方式
(購入する基準価額がわからない時点で売買する)
のに対して、

ETFでは、市場価格で取引ができます。

株式と同じように指値(さしね)
注文や成行(なりゆき)注文が可能です。

また、ETFには株式と同じように4桁の
銘柄コード(トヨタ自動車であれば7203)
が付いています。

上場株式と同じ扱いになるので、
公募型投資信託のように金融機関によって
取扱銘柄が異なることはなく、
ほとんどの証券会社で購入する事ができます。

ただし、上場株式と同じ扱いになるので、
銀行など証券会社以外の金融機関で
購入することができません。

※ETFの種類

株式や債券、REIT(不動産投資信託)など
資産の面から、ETFの投資対象を5種類に
分けて説明します。

それ以外に運用方法としてレバレッジ型や
インバース型についても取り上げています。

【日本株式を投資対象としたETF】

日本株式を投資対象としたETFでは、
TOPIXや日経平均株価、
JPX日経400など代表的な指数に連動する
銘柄や、高配当や女性活躍などテーマ別に
作成された指数に連動する銘柄など、
さまざまな指数に連動したものがあります。

また、食品や医薬品、資源・エネルギー、
自動車・輸送機器など投資する業種を絞った
銘柄もあります。

【外国株式を投資対象としたETF】

外国株式を投資対象としたETFでは、
国や地域によって連動する指数
(インデックス)を選択することができます。

たとえば、
米国のS&P500指数やナスダック100指数、
インドのNifty50指数に連動した銘柄があります。

また、
先進国のMSCIコクサイや全世界の
MSCI―ACWIと連動する銘柄などもあります。

【国債など債券を投資対象としたETF】

国債など債券を投資対象としたETFでは、
主に国内公社債を投資対象とした
「NOMURA-BPI総合」に連動する
銘柄や日本国債に投資対象を絞った銘柄があります。

海外を投資対象にしたETFでは、米国や豪州、
ドイツなど個別の国を対象にした銘柄から、
世界の主要国を投資対象にした
「FTSE世界国債インデックス」に連動した
銘柄などがあります。

【REIT(不動産投資信託)を投資対象としたETF】

REIT(不動産投資信託)を対象としたETFでは、
日本の東証REIT指数に連動する銘柄や倉庫やオフィス、
住宅、ホテル&リゾートなど投資対象を絞った指数に
連動する銘柄があります。

また、米国や豪州など国を限定した指数や
日本を除く先進国を対象にした指数、
アジアなどに投資対象を拡げた指数に連動する
銘柄などもあります。

【商品(コモディティ)を投資対象としたETF】

商品(コモディティ)は、
株式や債券とは別の値動きをする場合があるので、
投資の分散効果が期待できる投資対象です。
貴金属では金や白金(プラチナ)、
銅など、穀物では大豆、とうもろこし、
小麦など、エネルギーでは原油などが
投資対象になります。

また、現物型と先物型の2種類があり、
現物型の金を対象にしたETFでは投資金額に
よっては金地金を受け取れる場合もあります。

【レバレッジ型とインバース型ETF】

レバレッジ型ETFは、
TOPIXや日経平均株価など指数の変動幅の
一定の倍率で変動するように設定されたETFです。

たとえば日経平均株価が2%上昇した場合、
2倍レバレッジでは4%の上昇になることを
目指して運用されます。
インバース型は、指数と逆の動きをするように設計されたETFです。インバース型には、1倍、2倍(ダブルインバース)があります。

このようにETFと行っても様々なものがあり
自身の資産を作る為にその中から銘柄を自身で
選ばないといけません。

長期で分散をかけないといけない中で
それは素人としてどうなの?と言う疑問も
でてきます。

ならどうしたら良いの?
その答えは知ってます。

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