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【時計技師】カリン・ガブリエル #theTEAM

ようこそ、クロノスイス本社のメンバー紹介#theTeamのエピソード3へ!
本日は時計職人のカリン・ガブリエルをご紹介します。

時計職人としてのキャリアは40年弱

機械、デザイン、芸術、色、素材...
時計は生きていて、機械的で、技術的に興味深いものであり、単に美しいだけのものではありません。
また、一日の終わりに何か具体的なものを作り上げたという喜びがあり、これは私に幸福感を与えてくれます。

40年近い経験を持つには若すぎるように見えるかもしれないが、カリン・ガブリエルが時計技師になるためのトレーニングをはじめたのは、1984年に遡る。

2015年からクロノスイスで働く彼女は、デザイナーのマイク・パンツィエラと密接に連携して仕事を進めている。
特に新しいモデルの開発段階では、技術的なサポートやプロトタイプの製作、技術的な問題を回避するためのアドバイスなどを行う。

「独立系で少人数のチームであれば、より深く製品やクライアントに関わることができ、よりクリエイティブになれるのです」と彼女は言う。

すべては「経験」によってのみ得られる

この記事を書くためにルツェルンのクロノスイスのアトリエを訪れた際は、カリンは新製品の機械式時計のムーブメント、C.303の文字盤に宝石を配置していた。
そして非常に繊細なギョーシェ模様を彫るために持つ文字盤を、熟練した手で持って器用にこなしていく。

カリンにとって”優れた時計職人”になるための近道はない。
「指を動かす能力、手と目の繊細な連動・協調性...プロトタイピングの際に必要なスペースや公差を探すこと、これらはすべて経験によってのみ得られるものです」。

一日の終わりに「何か具体的なものを作り上げた」という喜び


彼女に質問してみよう。

時計作りの職人としての、最大の難関は何か?
「時計技師として、集中力、集中力、注意力、正確さ、そして忘れ物をしないこと、完璧主義者であることが必要です。また、バランスのとれた生活を送ることも大切だと思います。栄養学、料理、ワイン、スポーツ、洋服・・・これらすべてが私を豊かにしてくれるのです。」


時計づくりにおいての最も好きなことは?
「機械、デザイン、芸術、色、素材...
時計は生きていて、機械的で、技術的に興味深いものであり、単に美しいだけのものではありません。また、一日の終わりに何か具体的なものを作り上げたという喜びがあり、これは私に幸福感を与えてくれます。」
彼女はそう言って微笑む。

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