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縄文杉ツアー@屋久島

この夏のイベントの一つが屋久島で樹齢7,200年の縄文杉ツアーを制覇することだった。7月2週目に行ったんだけど、その前まで大雨が続いていたのに、幸運にも毎日晴天で屋久島の星空も感動出来た。

反省しているのは、予習が不十分で縄文杉ツアーが思ってたよりだいぶ過酷だったし、縄文杉が一部腐りだしているため、もう手を触れることはできないという現実も知らず行ってしまったこと。見るのは5,6メートル離れた展望台からだけ。縄文杉を抱きかかえてパワーを貰うつもりだったのに残念。

縄文杉ツアーについてホテルに聞いたら小学校3年生以上だったら行けるという話だったので、全く心配せず、前日に会社で上司からかなり歩くんじゃないの?と心配されても気にしていなかった私。歩き始めて、ツアーガイドから途中で止める人が多いみたいな話ばかりされて、段々気になりだす。

私と友達とご夫婦とガイドさん入れて5人のパーティ。1時間半位歩くたびにトイレ休憩が2回あって、トロッコ道が終わったら、ここから5時間トイレ無しですという宣言に緊張が走る。

コロナ禍あの鬱々とした毎日、街を歩き回ってた私。だから行けるはずって思い込んでいたけど、トロッコ道を3時間歩いた後は急に登山になっちゃって、手すりも無いただの板が繋いである梯子のような階段を上りながら、友人か私がけがしたらどうしようと心配ばかりしてた。

途中で気が紛れたのは、おサル軍団と遭った時と、小鹿が現れた時だけ。それ以外は、正直申し上げると縄文杉までの道は殆ど風景が変わらない。これが萎えた。縄文杉への道は屋久杉に囲まれた山道をひたすら歩き、上り、登るみたいな修行だったのだ。

縄文杉展望台について、あまり感動もなく達成感だけ感じ、いざ帰る段になったら、2時間下山して、トロッコ道を今度は3時間下るわけ。その時私の頭の中に自分がトロッコになったかのようなギアが入っちゃって、急に脚が動きだして下りは物凄い早く降りれたの。早くここから脱出したいの一心ですな。

でも皆無事でけがもなく、ずっと憧れていた縄文杉にも会う修行も完遂して
良い夏でした。

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