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たいしたことある日々のこと221128

2022年の11月がそろそろ終わろうとする。

久しぶりに何かを書きたくなってnoteの下書きページを開いてみたら、投稿せずに終わった8月のとある書きかけの文章を見つけて、そこから過去の記憶をひとつひとつ紐解いてたどり寄せると2020年からの日々は、たいしたことがあることばかりだったと思い返し、今回のタイトルは「たいしたことある日々のこと」とすることにした。

そう、たいしたことばかり起きていた。
とはいえその出来事を書き留めたいわけでもなく、ただ誰かにぼそりと語るような形で言葉に残したくなり、今息抜きとしてこうやって文章を書いている。

この年、よく11ヶ月生き抜いたんですよ。
具体的に何があって、どういうふうに乗り越えたなんて説明するのは野暮だから書かないんだけれども。

ほんとに、よくやったよと肩を叩いてあげたい。よく諦めなかったね、粘り強く頑張ってるねと一杯お酒でも奢ってあげたい。わたしがもうひとりいたならば。でも残念ながらひとり、ひとつの身体しかないので、こうして独りごちているわけです。

想像以上に現実はシビアで物事はあらゆる方向に展開する。今まで日和見主義で、かつ楽観主義的に生きてきたことは若干反省している。でもこの道を選んだ後悔はない。

ただ、ふと思い出す。

あこがれだけで生きていけたあの、たいしたことのない日々がどれだけ幸せに満ちていたのかということを。一生懸命ただひたすらに勉学に励み、友と語り合い、一本の誰もいない道を歩き続け、寒さに震えながら温かなワインを街で飲み笑い合った時間を。幸せにあまりにも鈍感でいられた瞬間を。

まだまだ闘いは、続きそうだ。

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