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冬季もカビ対策を

イギリスで2歳児がカビの生えた部屋に住み続けて重度の呼吸器疾患で亡くなった。
病名は「肺真菌症」
体力のない子供や老人などが罹患しやすい。
日本でも他人事ではない。 
カビは湿気や気温の高い夏に発生するが冬でも発生する。
機密性の高い部屋が増え、加湿器での加湿、エアコンなどで温度も一定。
すると、カビは室内でどんどん増えていく。 
多くは空気中に浮遊している。
人間やペットの垢などを餌としてお風呂の水滴や結露に根を下ろして増殖。
普段からのこまめな掃除、部屋の換気が大切。

カビの問題もあるが、現代人は化学物質に囲まれた生活をしている。
無意識でも購入した掃除用品には多量の化学物質が入っている 
また、水道に使われている塩素も、シャワーや湯船で蒸気となると人体への影響があるらしい。 
部屋に使われている床のワックス、壁紙の接着剤など、至る所に化学物質が存在している。 
冬期間は外気温が低くて窓を開けにくいが、こまめな換気は必須。
朝、先に防寒着をしっかり着込み、窓を大きく開けると、外の空気が勢いよく入ってくる。
新鮮な外の冷たい空気を吸うのは、案外気持ちがいい。

引用記事:福島民報新聞 
写真:秋田県横手市のかまくら

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