【梅雨どきシネマ】雨のシーンが印象的な邦画3選
夏日が続いたかと思えば一転、各地で雹が降るなど不安定な天気が続いています。週明けからはしばらく雨模様となり、出掛けるのも億劫……そんな日はお家で映画でも観ませんか? 今回は雨の日が愛おしくなるような作品を3選ご紹介します。
海辺の雷雨に母の強さが光る
『宮本から君へ』
まっすぐで激しく、セリフの半分は叫んでいる彼らを見ているととても清々しい気持ちになります。中でも嵐の海を背景に靖子が語るシーンは迫力満点。笑顔の中に確固たる信念を滲ませる彼女に、女性の逞しさを感じる作品です。
母と娘の確執を優しい雨が包み込む
『海街diary』
本作は鎌倉を舞台としており、至るところに生い茂る緑、日常に溶け込む海に心癒されます。注目のシーンではしとしと雨が降り、すれ違いがちな母と娘のわだかまりが見え隠れします。二人の心のもやが晴れると雨も上がり、傍らには紫陽花が。何気ないながらも美しい街並みに、梅雨が待ち遠しく思える作品です。
雨宿りも悪くない
『恋は雨上がりのように』
あきらの思春期特有のまっすぐさと、店長の間抜けな人の良さが絶妙なバランスで思わずクスッとしてしまいます。本作では雨のシーンがたくさんあり、それはまるであきらの心の動きを表すかのよう。中でも雨上がりに訪れる彼女の心の変化に注目です。
雨の日は家に篭るも良し、あえて出掛けて梅雨を楽しむも良し。みなさんもお気に入りの「梅雨どきシネマ」を探してみてはいかがでしょうか?
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