観てきました「ブラックボックス　音声分析捜査」。フランス映画です。
私事ですが学生時代に音響について少しかじっていたこともあり、これは絶対見る！と決めていた作品だったのですが、音響云々抜きにしてとても面白かったです。

ヨーロピアン航空の最新型機がアルプスで墜落！ 乗客・乗務員316人全員の死亡が確認される。司法警察の立会いの下、航空事故調査局の音声分析官が、ボイスレコーダー、通称“ブラックボックス”を聴く。いつもなら責任者のポロックに同行するのは、最も優秀なマチューだったが、天才的なあまり孤立していた彼は外されてしまう。だが、まもなくポロックが謎の失踪を遂げ、引き継いだマチューは「コックピットに男が侵入した」と記者会見で発表する。やがて乗客にイスラム過激派と思われる男がいたことが判明。マチューの分析は高く評価され、責任者として調査をまとめるよう任命される。本格的な捜査に乗り出したマチューは、被害者の一人が夫に残した事故直前の留守電を聞いて、ブラックボックスの音と違うことに愕然とする。今、マチューのキャリアと命をかけた危険な探求が始まる──。（公式HPより）

なんか苦しい・・・とおもったら、主人公マチューと一緒に息止めてました（笑）
気が付いたら自分がマチューになっています。
そのくらい、一緒に謎に迫って行く感覚を味わえます。のめり込んでしまいます。
後半から様々な真実が明らかにされていくのですが、何度鳥肌が立ったことか！
エンドロール中も興奮冷めやらず、しばらく鳥肌立ちっぱなしでした・・・。

「音」をテーマにしているだけあって、音楽の使い方も素晴らしいです。
見事に観客の不安を煽ってきます。（途中、ホラーだったっけ！？と思うくらいドキドキしました。笑）
音の緩急がとても細かくついているので、是非劇場で（またはヘッドホン推奨）で観ていただきたい作品です。

もっと感想を書き連ねたいのですが、ネタバレになってしまいそうで難しい・・・（笑）
とにかく観るか悩んでいる方がいましたら、劇場上映が終わる前に駆け込んでください！！！

・・・もう１回観ようかな（笑）