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自分の詩を主に発信しています。Cirは「サー」って読みます。X:https://twitter.com/Literature_Cir Bluesky:https://bsky.app/profile/cirpoem.bsky.social

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    Cirの掌編小説を集めたマガジンです。

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【詩】あなた(過去作)

私、あなたに会いまして 変わりました あなたに会いまして 人を好きになりました あなたに会いまして 愛をおぼえました ですから、会いまして 不安もおぼえました あなたがいなければ 私はもうおしまいです どうか長生きしてください 私も長生きしたくなりました でもあなたがいるのなら 傷ついてもいいと思っています あなたがいるのなら あなたを守って 自分を差し出してもいいと思っています あなたに会いまして、私、 私ではなくなりました *** 2017年頃に書いたものです。 not

    • 【詩】ブルー

      空が青すぎて 青みがかっている 白いはずの 開いたカーテン 白いはずの 部屋の壁 白いはずの ベッドシーツ それとも そう見えるのは 君がいないからかな

      • 【詩】異性の友達

        本当はね 好きじゃないんだ あの子のことを 君が嬉しそうに話すの

        • 【掌編小説】宇宙検問所

           地球の軌道上に浮かぶ宇宙ステーションに、長旅を終えた宇宙船がドッキングした。そして大小の様々な形状をしたエイリアンたちが続々と検問所に入ってくる。  チーフ検問官のジャックは、かけた暗いサングラスの裏で目を光らせながらその様子を黙々と監視していた。  そして行列の中、ある一体のエイリアンがソワソワしているのに気がついた。クジラのような大きな瞳と銀色の皮膚を持つヴスタ星人だ。目が大きいから、目が泳いでいるのがはっきりと分かる。  いよいよそのエイリアンの番になった。大きな輪の

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        【詩】あなた(過去作)

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        記事

          【掌編小説】魔法使いの弟子

           数多くのモンスターを倒してきた魔法使いミラベーユの弟子になって、はや二年。  なのに今の自分に出来ることといったら、小指の大きさの炎がポッと出て、三秒後には消えてしまう程度の魔法。これじゃ、モンスターになんのダメージも与えられない。十二名いる弟子の中で俺が一番下手くそだ。 「俺、才能ないみたいです。役に立たなくてごめんなさい」  師匠に弱音を吐いてしまった。 「見てやるから、もう一度やってごらん」師匠が言った。 「はい」  杖を回しながら呪文を唱える。  小っちゃい炎が現れ

          【掌編小説】魔法使いの弟子

          【お知らせ】掌編小説も投稿しようと思います。

          いつも読んでくださっている皆さま ありがとうございます。 ここ数ヵ月、詩だけを投稿してきたので ここは詩のアカウントになっているのですが、 これからは詩も投稿しつつ、 非常に短い掌編小説(数百字)も投稿しようと思います。 というのも、詩を書ける時期と書けない時期があって、 最近はペースが遅くなってしまっています。 詩が思い浮かばなくても、物語が思い浮かぶことはあるので そういうものを掌編小説にしようかと思います。 どうぞよろしくお願い致します。

          【お知らせ】掌編小説も投稿しようと思います。

          【詩】集めっこ

          晴れた空から はらはらと落ちる 桜の花びら 帰りの小学生らが 帽子でキャッチしようと キャッキャと はしゃぎ回っている

          【詩】集めっこ

          【詩】散桜

          散りゆく桜の 花びらの細道を 静かに歩きながら その先を眺めている 木の下で待っている その上向いた横顔を

          【詩】散桜

          【詩】赤ちゃん(過去作)

          寝ているわが子の やさしい顔 隣で寝そべって 頬に口づけすると 横顔に降り注ぐ星 夜明けの地平線が歪み 未来への異空間が開く 遠くで遊び回る獣 未来の裸足の子供 預言を追いかけ、踊れば 全てを滅する時間へと 散りばめられていく私たち

          【詩】赤ちゃん(過去作)

          【詩】旅

          あなたへと 旅をしている 夜明けのような その瞳に 見えた 開かれゆく 幾つもの宇宙の中 心たちが 芽生え、咲き誇り、 傷つき、癒えていった 私たちの 一千兆年の旅

          【詩】旅

          【詩】負けた日

          リーダーとして 気丈に振舞っていたから 見せたくなかったのだろう 君は背を向けていたけど 斜めからは見えていたよ 顎から落ちていた 一粒の涙

          【詩】負けた日

          【詩】もう一度

          バスに乗って 席についたとたん 結露を手で拭いた さっきしたばかりだけど 君にもう一度 バイバイしたくて

          【詩】もう一度

          【詩】恋と愛

          わたしは恋を求め あなたも恋を求め 互いに出会って やっと恋をして しばらくして 恋を求めなくなった 愛に変わったから

          【詩】恋と愛

          【詩】酔っぱらったら

          やけ酒で酔っぱらったら 頭ぱっぱらぱーになって 千鳥足でふらふらしてたら お腹ぐうぐう鳴って ふと横を見たら おっ、ラーメン屋 こんな夜更けに こってりラーメンだなんて おいしいに決まってらぁ

          【詩】酔っぱらったら

          【詩】別れ

          出発を待ちながら もうすぐ離れる街を じっと眺めていた 会えなくなる君の姿を ずっと思い浮かべていた 好きだった 好きだった

          【詩】別れ

          【詩】風が強くて

          風が強くて ぶつかり合う 波の上で 月明かりが踊る 風が強くて しゃがんだ 砂浜の上で その髪が踊る 風が強くて 抱き寄せた 腕の中で その目が踊る

          【詩】風が強くて