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鳥の声

コラム : ClafT 事務局 山科達生


今回の街歩きは東小金井。
昨年の街歩きでは、昔は東小金井が栗の産地として幕府に献上していたことを知りました。今日は小雨の降る中、歩きます。

駅の北口を出て線路に沿って東へ。ClafT2021、2022の前夜祭会場「コミュニティステーション東小金井」をこえて、さらに歩きます。

高架下はコウカシタ・ヒガコインキュベーションとして、施設や店舗が並んでいます。
歩いていると水の音で足がとまりました。クリアによく音が響いていました。この下はどんな空間なのでしょうか。

この中から水の音が響いています

線路沿いから離れ、少し北へ。緑がよく目に映ります。背の高い木が多い。
落ち着いた雰囲気です。鳥の鳴く声がいくつも聞こえてきます。
今は雨も止んでおり、傘をささずに歩いています。

梶野公園に辿り着きました。木に囲まれ、中には広々と芝生が広がっています。この公園は、元々は苗圃だったそうです。

芝生も、空も広い

梶野公園を後にして、高架下に沿って西へ進みます。
確か自転車置き場だったと思いますが、そこの高架に書かれた何かの暗号を発見しました。他の地域の高架下や、陸橋でも目にするのですが、解読できないものの、何だか惹かれます。

これによって守られているように感じます

やがて東京農工大学が見えてきました。大学に沿って歩いていると、大きく立派な木が、道の端に立っています。ここに残っていてよかったと思いました。

大きな木の存在感
この木の葉ではありません^^:

さらに大学に沿って、農工大通りを東へ進みます。
途中、気になる木を2本発見。ひとつは枝が下へ伸びています。
もうひとつは何故か葉が茶色に。一本の木に緑と茶色が混在しています。

右の枝が下へ伸びる。やがて地へ着くのか。
違う木が混ざっている様

通りを進んでいると、栗山公園につきました。入るのは初めてです。
公園には遊具と池、広場が。さらに健康運動センターがありました。

池には一羽の鴨が泳いでいます。

鴨は中央に、小さく…
からだをいざなう

公園の先にある交差点。カラスの落とし物がポツンと。

ただ一枚だけ

新小金井駅の方へ歩いていると、雨が落ちてきました。ポツリポツリ。
やがて雨足が強くなってきました。

雨のリズム

矢印には「あっちに行きや〜」と促されました。

あっちやで〜
青い水滴
まだ行ったことがない><

行きたいと思っていながら、ずっと行けていない宝華。今日はチャンスだったのにと、帰りに気付く。。。

東小金井はやはり緑が多いと感じます。梶野公園付近や農工大付近では、鳥の鳴く声がよく聞こえました。ここは元々苗圃があったりと、昨年の栗に続き、土地の歴史を少し学ぶことができました。これも街歩きの楽しみだと改めて感じます。


Center line art festival Tokyo(中央線芸術祭)2023 は「The time to sense.」をテーマとし中央線沿線地域で美術展示やパフォーマンス、ワークショップ、トークイベントなどのプログラムを開催します。
市民生活へと深く浸透する芸術創造の場を創出し、東京中心部における文化圏を西東京地域に緩やかに拡大してゆくためのプラットフォームとして継続することによって、地域コミュニティ、民間を主体とした文化創造を促進してゆくことを目標におきながら、西東京地域から全国に向けた発信を市民とともに行ってゆきます。


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