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カラダは柔らかいほど良い、が危険なワケ

体は固いよりも柔らかい方がいい。

世の中の常識のように言われていることですが、
闇雲に柔らかさを求めてストレッチをするのは危険だったり、効率が悪かったりします。

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そもそも体が柔らかいってどういうことかと言うとね。
「骨格や関節があるべき位置にあり、体を正しく動かせている状態」
なんです。

骨格の位置、関節のネジ。
これらを整えていき、体の使い方を変えていくと、柔らかさって自然と出てくるんです。
筋肉を引っぱって作った状態ではないってこと。

柔らかさを闇雲に求めていくと、
関節がゆるんだり(ネジがゆるんでプランプランになったテーブルの脚、なんかを思い浮かべてみてね)
骨格がゆがんだり(極端な反り腰で、頭蓋骨がものすごく前に出ていたり)
してしまう。

前屈や開脚、ぺたーんとできて
一見「柔らかい!」な状態でも、
骨格や関節はこんな風にゆるゆる・ズレズレになっていることも多々あります。
→見たまま模倣するのが上手な人にありがちです。
 体の使い方が上手で柔らかいヨガの先生のポーズを真似ようとして、無意識にゆるめていってしまったりね。

これって、なかなか一般の方の目で判断するのは難しくて💦
だから「闇雲なストレッチが危険」であり
プロの目で判断した上で、骨格や関節へのアプローチが必要なのです。

もちろんね、
ずっと動かさないでいると筋肉は固くなります。
寝たきりではなく、
日常生活を送っている状態で、
今の自分よりも体を柔らかくしようと思ったときには
筋肉を伸ばすストレッチだけ、よりももっと効率的なやり方があるということ。

その証拠にね。柔軟性って一秒で変わるの!!
(リアルでお会いできた際には一秒マジック披露します^ ^)


もう一つ!
「骨格や関節があるべき位置にあり、体を正しく動かせている状態」になると嬉しいことは、見た目も整っていくということ。

肋骨が締まっていくとくびれができるし、
脚の骨格のゆがみを整えるとヒップアップします^ ^

つまり、機能が整うと自然と美しいボディラインになっていくんです。

柔らかいけどゆるゆるボディよりも、
適度な柔軟性でメリハリボディ。
目指したいのは、ここです!

私のレッスンでは、全体の8割を「骨格と関節を整える」ことに使います。
筋肉へのアプローチ(筋トレ)は2割のみ。
それでも面白いほどに美しく変わっていく体を、愛して楽しんでほしいなぁと思います✨




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