看護師/仕事のコツ/抜け・漏れ対策



うっかり忘れちゃうの、、とてもわかる

看護師としてケアに入るとき、
「あれ準備するの忘れた!」とか「あそこの処置まだだったのに服着せちゃった!」とか、

ふと他の業務をしているときに、
「そういえばあれやってない・・・」と思い出したりとか、
そんな抜け・漏れ、あるあるではないでしょうか?

ないないって方、羨ましいです😂

先日後輩との同行訪問で手技を見ていて、なんとなく流れはつかめているんだけど、やるべきことを忘れそうになっていて、指摘すると「あ!」となることが多く、自分もそうだったな・・・と共感とともに、どうやって改善してきたのか考えてみました。

解決策:ルーチンを作る・無意識にできるまで繰り返す

私にとってはこれに尽きると感じています。
朝起きて顔洗ったり、着替えたりするのを忘れないのはもうそれがルーチンだから。
それを仕事にも活用します。


例えば、バイタルをとる時、どこに何を置いて、何をいつ出す、いつ片付ける、聴診器はいつ付ける、など基本の型を決めています。

ちなみに、
・自分で体温計挟めるパターン
・こちらで体温計挟むパターン
・痩せてて体温計抑えておかないといけないパターン

と3つくらいの型を決めています。

決めすぎて混乱しない?
と言われそうですが、試行錯誤中は上手くいかないこともあるので、
抜け・漏れとの戦いであったりはします・・・

でもベストなルーチンを作れたとき、
しっくりくるし、スピーディーになるし、忘れ物しなくなるし、それを考えながらやらなくてよくなると(無意識に動ける)、余裕がうまれ利用者さんのお話を聴きながら手は動く、相槌も打てるようになれます。

一つ一つのケア、行動にルーチンを考えて実行する癖がついてくると、自分の傾向もわかってきて、初めてのことに対しても、想定どおりスムーズにこなす力がついてきます。

最初はルーチンを考えるのが大変。そこは先輩の力を借りる

最初、考えるのが大変なので、そこは先輩の真似から始めたり、
先輩と一緒に考えてもらったり、
という段階を踏むといいかもしれません。

実践してみた後輩からのフィードバック

これをアドバイスした後輩が、
早速次の訪問から他の利用者さんで活かしてくれ、
「ケアが速くなった!」
「心の余裕がもてて、看護師としての視点でより利用者さんを観察することができた」
とフィードバックしてくれました。

ちなみにルーチンが崩れたときは?

ルーチンが崩れたときは、
最終確認を念押しするようにしています。

そのためのケアチェック表だったり、
バイタルサインだったら、カルテの入力が付随すると思うので
そこに入力する流れで「これ測った、これ見た、、」と確認。

また、訪問看護では忘れ物できないので
利用者さんの状況から、体温からではなく血圧から測定するなどの
小さなイレギュラーもルーチンが崩れたと捉え、
自分に対して最終チェック念入りに!とアラートを出します
バイタルポーチを閉じる前に、決めた通りの場所に使ったものが収まっているか確認するということを行うようにしています。

少しでも参考になれば幸いです✾


#仕事のコツ

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