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初新聞掲載と結社入会

待合室(まちあい)の大きな窓に冠雪の
アルプス望む信大病院
(6/22信毎歌壇)

短歌を始めて半年。
初めて新聞に短歌が掲載されました。

・・・嬉しい。
すごく、嬉しいです。

短歌を始めたすぐから、新聞への投稿は始めていて、
朝日や読売、毎日新聞によく送っていました。
信濃毎日新聞への投稿は、小島なおさんが選者になった、
と知ってからなので、たぶん、これが最初の投稿です。
初めての投稿者を応援する意味合いもあったのかなぁ、
とか思いますが、まぁ、理由はどうあれ、
こうして掲載をしてもらうと、とても励みになりますね。
新聞投稿、続けていこうって思いました。

実は、さんざん迷った上(といっても半年ですが)
結社にも入会しました。
短歌を始めるときに、どこかの結社には入ろうと決めていて、
(その方が上達するように思うし、
短歌をやる=結社に入る、というイメージが私にはあって)
あとはどこに決めるか、だったのですが。

「塔」という短歌結社に決めました。

理由は二つあって、まずは近所で歌会をやっていて、
その歌会が私の勉強に適していること。
つまり初心者でも受け入れてくれる度量の大きさと、
批評が活発に行われていて参考になること。
その点で「塔」は県内で歌会を開いていて、
体験入会をした時、とても活発な意見が交わされていました。
年齢も高い人から私より若い人もいて、男女も半々くらい。
それぞれの意見が尊重されている感じを受けました。
その自由闊達な雰囲気が素敵でした。

そして二点目がとても重要で、
私が短歌を始めるきっかけになった河野裕子さんが
所属している結社であったこと。
河野さんはもう亡くなっているので、
直接指導が受けられたり、お会いできるわけではない。
けれど、河野さんが心血を注いでいた場所にいたい、
河野さんと会ったことがある人がたくさんいる場所
にいたい。
そんな気持ちが強くありました。
最初はもう亡くなっているという理由から、
塔にこだわらなくてもいいのじゃないか、と思ったのですが、
河野さんのエッセイ集などを読んでいると、
「塔」誌に載ったものも多く、塔に入ったことで、
その文章が私に宛てて書かれたもののように近しく
感じることができて、とても幸せになりました。

そんな二つの理由から「塔」に決めました。
詠草を出すのが7月から。
誌上に載るのが10月からなので、
10月近くになったらTwitterで報告しようと思います。
Twitterには塔会員の方がたくさんいらっしゃるから、
そこで交友できることもとても楽しみです。

そんなんで、短歌漬けの日々を送っている
三好なのでした。

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