ひとつ(調和が取れた端正な美しい世界)
梅の花や寒桜が美しい
そんな感慨に耽っていたら
記憶障害をもつ博士と呼ばれる男性と家政婦親子の数学にまつわる美しいエピソードと、温かい心の触れ合いを描いた『博士の愛した数式』という作品のことを思い出した。
*博士の愛した数式とは、18世紀の数学者オイラーの証明した(自然対数と指数関数を用いた)数式。
<映画の内容や小説の詳細はこちらのサイトより>
ひとつは数学の世界では『1』で表されるが、それがこの世界に現れると、人になったり、動物になったり植物になったり、自然の被造物のひとつひとつになったり、また集合体としてのひとつになったりする。そしてその姿は、調和が取れている時は、とても美しい。
過剰に『個』を主張せず、互いにその存在の意義を穏やかに認め合った時、とても美しく、平和な世界が広がるのではないかと思う。
<今朝の娘とのLINE>