Tiger Tateishiの作品を気になっていたギャラリーで鑑賞する
ある日の会社帰り、老舗のギャラリーで開かれていたタイガー立石の展示を見に行った。名前からして完全に日本人だが、恥ずかしながら私はこのアーティストを今回の展示案内を見かけるまで知らなった。
なぜこの展示を見ようと思ったか?
それは、リピートしているお気に入りのギャラリーで、たまたま去年、美大の学生たちに説明をしている引率の先生の説明が興味深く(タダで授業に参加するシマ子…笑)、そこで、「来週のこの時間は、○○というギャラリーへ行きますよ」という先生の言葉を逃さず聞き取り、「さすがに2週連続同じ空間にいたらストーカーと思われそうだな、でもいつか訪れてみたいな」と、To doリストとでもいうべき"シマ子・ギャラリーリスト"のトップに長らく君臨していたものの、いっこうに新しい展示が行われないものだから行く機会に恵まれず、待ちに待った展示がこの方のものだった、というだけなのだ。
つまり、立石さんには申し訳ないが、彼の展示が見たかったわけではなく、ギャラリーを訪れる絶好の機会だった、というのが本音だ。
私のようにタイガー立石をご存じない方に、少し説明を載せておこう。
ちなみに、【大人の社会科見学 その2】でEttore Sottsass、正確に言うとSottsassの最初の妻について少し触れているので、もしよければ併せて読んでいただければ、と思う。
次に、今回の展示の説明の意訳の要所をつけよう。
では作品の紹介へ移ろう。
正直に言って、私の好みのスタイルではないため、すべての写真は撮っていないが、それでも7-8割がたの写真をご紹介したいと思う。
また少し脱線してしまったが、立石作品へ戻ろう。
作風は好き嫌いが分かれるとは思うが、光が十分に入る広々としたギャラリーで、一点一点じっくり見られる落ち着いた雰囲気で、個人的には訪れて正解だったと思っている。
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