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社交不安障害(あがり症)でも働ける仕事とは?

社交不安障害とは、対人場面において激しい緊張と恐怖を伴う非常に厄介な病気です。

この病気があると、仕事においても多大なる影響が出てしまいます。

どのような職業だと無理なく続けられるのか、個人的な考えを書いていこうと思います。






社交不安があるとつらい、対人場面が多い仕事とは?


まず、社交不安障害は人と接する場面で激しい症状が出てしまいます。
ゆえに対人場面が多い仕事ほど、それに比例して精神的負担は大変大きくなってしまいます。

対人場面が多い仕事とは、どんな仕事でしょうか。


代表的なものだと、営業職 販売職(接客を伴う仕事) はまさに人と関わる仕事です。

人によっても症状は様々かと思いますが、営業は得意先への訪問・会話、プレゼン、会議、接待など社交不安の方には非常にハードな仕事だと思います。


それと、私も経験しましたが事務職も人と関わる場面が多いです。
会社にもよりますが、私の会社は電話応対や各部署の方との連携、会議など人と関わる機会が豊富にありました。

中には電話対応がない職場もあるようなので、仕事内容についてはよく下調べが必要です。





人と関わる場面が少ない仕事


反対に、人と関わる場面が少ない仕事はどんなものがあるでしょうか。

イメージだと、工場 製造系 が思い浮かぶのではないでしょうか。

ライン作業だと人と関わる場面も少なく、黙々と作業をすることが出来ます。


私も症状が酷かった頃、人と関わる場面が少ない仕事なら出来るのではと思い、ライン作業を経験したことがあります。

作業自体は基本的にひとりで完結していた為、作業中は症状を気にすることがなく気楽でした。

しかしながら、私がいた作業所は他部署の方や事務員さんとの連携が非常に多く、報告や相談する場面が大変多かったです。

さらにはかなりの頻度で来る来客対応もしなければならなかった為、当時の私にはとても出来る内容ではありませんでした。

このように、ライン作業でも沢山の人と関わる職場もありますので、注意が必要です。


また、自分は人と関わるのが苦手だから営業や販売じゃなく、配送の仕事を選んだという知り合いがいます。

その職場は基本的に1日中配送作業をし、事務員さんとも最低限のやり取りしかしない為、とても働きやすそうでした。




無理なく仕事を続けるには


社交不安がある時点で働く事に相当なハンデを背負ってしまいます。

私も自分の症状をよく把握し、なるべく負担の掛からない仕事を探さなければなりませんでした。

社交不安であれば精神障碍者手帳を取得し、障害者雇用を目指すことも可能です。

会社の雰囲気や仕事内容をよく調べた上で、ある程度症状があっても働ける職場を探せれば良いのですが、なかなか難しいと思います。。

特に会社は入ってみないと分からない部分が多く、仕事内容も求人票と違うこともあったりします。


自分が色々な職種で働いた経験談など、また改めて書きたいと思います。



#社交不安障害 #社会不安障害 #あがり症 #スピーチ恐怖症 #視線恐怖症

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