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与える人と奪う人の考察

こんにちは、適応障害の18歳の女の子、なっちです。
昨日、私の彼が興味深い話をしてくれたので、その話についての記事を書きたいと思います。

世の中には3種類の人間がいるそう。1つ目は与える人(giver)、2つ目は奪う人(taker)、そして3つ目が全体の大半を占める、損得のバランスを考える人(matcher) 。matcherは与えられたら返す、奪われたら奪い返す人、という感じです。

これはアメリカの心理学者アダム・グラント氏が提唱した人間の思考と行動を3種類に分類した時の、それぞれのタイプを表す用語。

社会的成功を1番しにくいのはどのタイプかというと、人に与えてばかりいる与える人。

では社会的成功をしやすいのは?

答えはこちらも与える人だそう。

というのも与える人には他者志向型と自己犠牲型の2種類がいるらしいのです。

自己犠牲型が自分の利益には無頓着で損をしてしまうことが多い(takerの餌食になってしまいます)のに対し、他者志向型は他者利益と自己利益どちらにも興味があるため、与える対象の人をgiverとmatcherに絞り、相手と自分のためになっているかを考えて与えるため成功を手にしやすいのだとか。

この話は、私が「相手が楽しそうな方が友達も話しやすいかな、と思って元気がないときでも空元気で楽しそうに振る舞ってしまう」と彼に話したところ、「俺は楽しくない時は楽しそうにしないからmatcherで、なっちは相手のために、と考えるからgiverなんじゃないかな」と話してくれたものでした。

なるほど。最初はとても納得していました。
でもよく考えてみると、うーん。
他者志向型って自己利益も考えてるからmatcherに含まれるような、、、そうでないような、、、。
そして、人間、場面によってgiverになるかtakerになるか、matcherになるかは変わるような、、、そうでないような、、、。
だって私の彼は私にとってはgiverです。新しい価値観や愛情、楽しい時間をたくさん与えてくれています。
そこで私の母にもこの話を聞いてもらいました。

ここからは私と私の母が話し合って出てきた説です。心理学を知らない者なりに考えたので、間違っているかもしれません💦

例えばある友達のグループがあるとします。そのグループの中でご飯を食べるお店を調べる人が毎回同じ人だったらどうでしょう。その人は疲れてしまいます。
ではお店を調べる人を決めるとなった時、いい感じのバランスでみんなが「今回は私が調べるね」と担当したとします。
どちらが長続きしそうなグループだと言えるでしょうか。もちろん後者ですね。

誰しもgiverでありtakerである。ということは結局みんなmatcherである。
そのgive-and-takeのバランスが良い機関ほど利益の循環が良く、心地よい状態が保たれるのではないか。また、バランスが悪いと利益の循環は悪くなり、その機関は廃れていくのではないか。というのが私と母の辿り着いた説です。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
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