北海道大学ぶんぶく茶釜研究会

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『石仏』No2, winter

北海道の民俗信仰―近世と近代― 北海道は、本州とは異なった歴史を持つ地域である。世間一般的には、明治の開拓によって北海道の歴史が始まったと考えられている。したがって北海道には、前近代社会で培われてきた本州のような民俗信仰はないと思っている人が多いかもしれない。しかし、明治以前はるか昔から北海道にはアイヌが暮らしており、また中世から近世にかけて多くの和人が北海道を訪れているのである。前近代の北海道においても、民俗信仰が生まれる余地はあったのだ。この「北海道の民俗信仰―近世と近代

    • 「北海道大学ぶんぶく茶釜研究会」とは何ぞや。

      はじめに  どうも、北海道大学ぶんぶく茶釜研究会です。 大学には落語研究会や映画研究会など、さまざまなサークルがあるわけですが、「ぶんぶく茶釜研究会」と聞いて、それが何をやっているサークルなのか、どんなサークルなのか理解できる人はいないでしょう。ということで、この文章では、「北海道大学ぶんぶく茶釜研究会」とは何ぞや、ということを書いていこうと思います。 北海道大学ぶんぶく茶釜研究会になるまで  北海道大学ぶんぶく茶釜研究会(以下、ぶん茶研)は、突然生まれたわけではあり