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手軽に入れる高級店・一蘭 (毎日日記を書く ~97日目~)

 DCXです。昨日の夜noteのメンテナンスがあったので更新がかなり遅れてしまいました。

突然ですが論理パズル的な問題を出します。上下左右の4つの口があり、それぞれが以下のように発言しています。

上の口:  下の口は正直だね///
下の口:  上の口と左の口は両方正直
左の口:  上の口と右の口のうち、どちらか片方だけ嘘ついてます
右の口:  左の口は嘘ついてるね

 

このとき、嘘をついてる口はどれでしょう?複数存在する可能性もあります。ただし、全員が正直/嘘つきであることはないとします。

正解は...?






右の口だけが嘘つき」 でした。

 簡単に解説します。まず、上の口が正直と仮定すると、下の口は正直で、その発言から左の口も正直となります。左の口の発言より、右の口が嘘をついていることになります。このとき右の口の発言は嘘となりますので、矛盾は生じません。

 次に、上の口が嘘つきと仮定すると、その発言から下の口も嘘つきとなります。下の口の発言は嘘でなければいけませんが、すでに上の口が嘘つきなので、ここで左の口が正直/嘘つきのどちらかは分かりません。では、それに加えて左の口が正直と仮定すると、その発言より、上の口が嘘つきであるため右の口が正直となります。しかし、この状況は右の口の発言と矛盾しますので、この状況はあり得ません。では、左の口が嘘つきと仮定すると、問題の仮定より、すべての口が嘘つきということはあり得ませんので、右の口は正直となります。しかし、この状況では、左の口の発言が正しくなってしまうので、左の口が嘘つきという仮定に矛盾します。したがって、この状況はあり得ません。

 以上から、上、下、左が正直、右が嘘つき、という状況しかありえないことが分かります。ポイントは、上の口と下の口の正直/嘘つきが一致することでしょうか。これが正直/嘘つきで場合分けすると分かりやすかったと思います。



前置きが長くなってしまい失礼しました。前置きだけで800文字使う日記とは。

 今日の本題はラーメン屋「一蘭」についてです。

自分が最近引っ越した場所の近くに一蘭があったので、久しぶりに行ってみました。人生で2回目の訪問になります。入店したら、席がテーブルと味集中カウンターに分かれていて、もちろん私は味集中カウンターを選択。この雰囲気を味わうために一蘭に来てるまでありますからね。

平日の夕方18時くらいの訪問でしたが客は全然いませんでした。まずは食券を購入。自分は「ラーメン+替玉」を選択。1190円でした。席に着くと、オーダー用紙が置いてありますのでこれを記入。まだ一蘭経験が浅いですし、久しぶりの訪問ということもあってすべておすすめでオーダーしました。

味集中カウンターは席が一人ずつ分かれており、落ち着いて食事ができるのが特徴です。「自習室」と揶揄されることも多いですね。店員との接触も最小限に抑えられ、ボタンを押して、オーダー用紙を見せることで店員がラーメンを作ってくれます。店員との接触がない間は席の奥ののれんが降ろされ、完全に独立した空間でラーメンを楽しめます。

 ほどなくしてラーメンが着丼しました。一蘭はラーメンが1種類しかないですし、麺も細麺なので提供が速く、たぶん2分程度で来たと思います。箸、おしぼり、セルフサービスの水などを取っている間にすぐ来ました。

まずはスープを一口飲みます。

ああーーーーーーー、美味い!!!!

豚骨の旨味を最大限取り出していながら、臭みは全然ない。シンプルですが極限まで美味しさを追求した豚骨スープです。美味しいより美しいという言葉の方が似合うのかもしれません。続いては麺をすすってみましょう。これも美味しい。細麺ですが豚骨スープとよく絡み合っており、こちらも無駄のない美味しさ。スープの中央にある赤い秘伝のたれを絡ませてすすってみると、少し辛いですがパンチがあってこれも最高。

 気が付くと1杯目の麺が一瞬でなくなっていました。替玉を注文するために、テーブル奥のボタンを押します。すると店員さんがやってきて、すぐ麺を茹で始めます。ボタンの横に替玉用の小さい皿?みたいなのが置いてあればすぐ替玉と理解してくれますので、わざわざ口で「替玉お願いします」とか言わなくても良い、この無駄を極限まで省いている感じがたまらなく好きです。

また2分くらいで替玉が到着。替玉には替玉用のたれがかかっています。これは替玉を茹でたときのお湯が麺についているせいでスープが薄まるのを防ぐためにかかっているものです。しかし、これがあるおかげで替玉をスープに入れずとも楽しめます。スープに入れる前、たれを絡めた麺だけすすっても美味い。替玉にたれをかけてくれるラーメン屋はどこも名店です。残りはスープに入れてすすっていると、替玉分の麺もあっという間になくなってしまいました。

一蘭の特徴として(豚骨ラーメン一般の特徴かもしれませんが)、1杯当たりの麺が少なめというのがあります。すでに2杯完食してますが、もう少し食べてもいいかなと迷っていました。

 しかし、食べ始める前、このタイミングで私の背中を押してくれるものに出会っていたのです。それは「箸袋についている替玉のオーダー用紙」でした。一蘭では、箸袋で替玉をオーダーすることもできます。替玉の量と麺の固さを書いた紙と料金を出してテーブルのボタンを押すと、店員さんが来てくれて替玉を持ってきてくれます。普通はごみにしかならない箸袋まで無駄なく使う一蘭さんの心意気に感動し、追加で半替玉を注文しました。麺はかためにしてみました。

この半替玉の分も完食し、残ったスープを飲んで完食です。スープを飲み終わった器の底には、「この一滴が最高の喜びです」と書いてありましたがまさにその通りです。最後の一滴まで美味しくいただくことができました。2.5玉も麺を食べたのでかなり満足でした。

やっぱ一蘭は最高ですね。

  • ラーメンの美味しさ

  • 店員との接触が少なく、落ち着いて過ごせる

  • サービスの質(提供の速さ)

  • 店の雰囲気

等どこをとっても他のラーメン屋とは一線を画すものがあり、まさに「ラーメン界の高級店」といった感じ。そうはいってもラーメン屋ですので1000円ちょっとで満足するくらい食べられるので、高級店の中ではかなりリーズナブルなのもまたいいですね。味集中カウンターの雰囲気が好きなので、今後も定期的に訪れようと思います。

それではまた。

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