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noteを100日間投稿して気づいたこと

 DCXです。あのSUSURUでさえ倒せなかった最強の卓上調味料。

 自分は7月末から11月前半くらいまで、

noteを毎日1記事投稿する

というのを続けてまいりました。途中数回すっぽかしてしまったり日付を重複させたりしてしまいましたが。

 今回は、100日間投稿を続けて得られたもの、気づいたことを紹介します。



noteを続けて得られたこと①: 文章力

 自分がnoteを始めた理由は主に、「自分の思ったことを言葉に変換する能力」つまり「文章力」の強化でした。この目標に対して、完全に達成したとは言えないものの確かに成長を感じています。

 noteは作れる文章のデザインがかなりシンプルなもので、例えば文章の一部に下線を引いたり、フォントサイズを細かく調整したり、フォントの色を変えることもできません。

 そのため、noteは一般的なwebサイトに比べて、

純粋な文章力が要求される

場であると言えます。言い換えると、おしゃれなデザインでそれっぽいサイトを作ることはできない、シンプルに文章力だけの殴り合いをする場所なのです。

 文章のデザインを工夫するのが難しいので、どれだけ分かりやすい文章、もしくは飽きられない文章を書くか、という能力が要求されます。noteがシンプルなデザインだったからこそ、より読みやすい文章を書く努力が出来たのではないかと思っています。

 まあそんな理論的なことは記事を書くときは全く気にしてませんでしたが、100日間記事を書いたことによって、自分の文章を書く力が確かに向上したという感覚はあります。以前より、自分の心を正直に言葉にできるようになった気がします。

 例えば、99日目の記事の

「面白さのみ追求」するというのは健全なことなのでしょうか。周りから見ればただの愉快な奴だったかもしれませんが、当時の自分は、自分や他人の感情など一切気にせず、面白さを優先してしまってたのです。その結果、自分の感情をうまく表現できないまま、他人の気持ちを考える力が育たないまま、大人になってしまったのではないかと思います。

「面白さ」に囚われるな (毎日日記を書く ~99日目~) 
https://note.com/clean_orchid323/n/n0ddba09fb037

 みたいな、自分の弱みや過去の過ちを言葉にして発信できるようになったのは大きな成長だと思います。これまでは、自分の良くないとこを自分ではわかっていても、言葉にするのが嫌だったので。


noteを続けて得られたこと②: 自分の課題発見

 noteを100記事も書いたことで、自分の文章は、伝えたいことが明確になっていないという傾向があることに気づきました。文章の本筋からちょっと外れたことを書きたいと思ったとき、そこから中々戻ってこれずに、関連のないことを長々と書き続けてしまいます。ちょうど上の ① 文章力 のセクションでも、文章力がどう成長したかが伝えたいことなのに、noteのスタイルがなぜ文章力の強化につながりやすいかというやや関連の薄い話題の説明が多くなってしまってます。

 文章で本当に伝えたいことが明確になっていないということを自覚してからは、関係ないところを削るか伝えたいことを複数回説明することで、文章の主題を分かりやすくするという意識を持つようになりました。


noteを続けて得られたこと③: 続ける経験

 初日の記事を見返してみると、自分がnoteを始めた理由の1つに、「継続する力の獲得」というのがありました。これに関しては十分得られたと思います。7/31に始めたの記事を投稿して、100記事目が11/11。約100日間も何かを続けた経験は人生で初めてかもしれません。

 続けるということが自分にもできること、一度習慣になったら案外辛くないことなど、継続に関する学びを得られました。


noteを続けたが得られなかったもの: 発信力

 自分がnoteを続けようと思ったきっかけは文章力と継続する経験が欲しかったからなのですが、その副産物として、いろいろな人に記事を読んでもらってフォローなどしていただいて、自分のことをもっと知ってもらう契機になればいいなと思っていました。つまり、

たくさん記事を読んでもらって、知名度の向上を目指したかった

ということ。

 結論から言うとこれは全然達成できませんでした。現在の私のnoteのフォロワーはたった5人。これでは知名度とは程遠いです。しかし、これは自分から他のユーザーをフォローするなどのアクションは一切やっていない中での結果ですので、もっと積極的に人をフォローするようにすれば結果は違ったかもしれません。

 まあ、気づいたこととしては、

noteは、知名度獲得の場としては適していない!

ということです。twitterやinstagramなどの超有名SNSと比較するとユーザーは少ないですし、noteは記事が長いので自分の記事を読んでくれたとしても、そこから他の記事も読んでみようという気になることは少なく、フォローに繋がらない傾向があると思います。

 ただ有名になりたいだけなら、noteの投稿を頑張るのはあまりコスパの良い方法ではないように思います。文章を書くこと自体に意味がないと続けるメリットはないかもしれません。

 知名度が欲しいなら、バズったツイートにユーモアのあるリプライを飛ばしまくるとかした方がよっぽど認知してもらえる確率は高いと思います。ただ最近は認証マークの付いた外国人みたいなアカウントが増えているので、それらに埋もれてリプも見てもらいづらいかもしれませんが。


noteを続けて失ったもの: 生活習慣

 noteを続けて逆に失ってしまったものが1つあります。それは生活習慣です。私は以前から生活リズムがあまり良いほうではなかったのですが、毎日noteに時間をかけたせいでさらに寝る時間とかが遅くなってしまいました。自分のnoteの投稿時間は深夜3時~朝7時くらいが多かったですが、すべて夜通し書いたものです。記事を投稿してから寝るという習慣がついてしまったので、朝方に寝て午後に起きるみたいな良くない生活習慣が身についてしまいました。こうなるのが怖いなら、朝起きてからnoteを書く習慣をつけるようにすればいいんじゃないでしょうか。


最後に: noteを続けてよかった

 ここまでいろいろ書いてきましたが、結論としては、

noteを続けて良かった

と感じています。自分の気持ちを文章にする訓練をしながら投稿を継続することができたのはnoteのおかげです。これまで自分の脳内で浮かんでは消えていっていたいろいろな考えを文章にすることができて、気持ちの整理ができましたし、何より楽しかったです。


 noteを継続して投稿するメリットはたくさんありますので、皆さんも是非やってみて欲しいです!

 それではまた。

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