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🦟蚊に刺されるのもアブな〜い PART1

みなさんこんばんは。
どーもMittsuです。
今日は春巻きを作って食べました。グルメのnoteではないのでお気をつけください。

さて、昨日は海外渡航により感染者が急増しているという麻疹(はしか)についてお話ししましたが、本日はこれもまた海外渡航時に感染することがある感染症になります。
それは、に刺されることで媒介される感染症です。

蚊による感染症は、「ネッタイシマカ」や「ヒトスジシマカ」と言った蚊が原因となります。ただし、蚊だけが問題ではなく、他の動物を介して人へと感染するという少し特殊なサイクルとなります。

この関係をベクターとリザーバーといいます。

ベクターは蚊🦟
リザーバーは脊椎動物(哺乳類や鳥類)


感染症の原因となるウイルスは、吸血性の節足動物(蚊やダニ)の体内で増殖し、動物へを吸血することによってウイルスが伝播します。感染した動物でもウイルスが増殖し、それを吸血した節足動物に伝播するという感染サイクルとなるのです。

それでは、リザーバーごとの感染症をお話ししていきます。

一つ目は、サル🐵がリザーバーとなる感染症である「黄熱」です。


ネッタイシマカはサルの吸血を繰り返し、その後ヒトへと吸血した際に感染症を発症します。雨が溜まった壺や花瓶の水などを好んで産卵をする習性があり、人に密接して生息するため、感染しやすいとされています。

症状は、発熱・筋肉痛などの後に出血傾向となり、黒色の嘔吐をすることから黒土病とも呼ばれています。その他にも肝炎症状もあり、重症化すると循環不全や心不全を患い死に至ります。生ワクチンもあるため、流行地へ両行する場合は、生ワクチンを投与することが義務付けられています。

二つ目もサル🐵がリザーバーとなる感染症である「デングウイルス」です。
4つの血清型(1〜4)があり、比較的感染しても予後がいい「デング熱」、重篤な「デング出血熱」の二つがあります。

デング熱の症状としては3主徴と言われる「発熱」「発疹」「全身の筋肉痛」があります。
日本国内でも感染例が確認されたことがあるので注意が必要です。

デング出血熱の症状は、「発熱」「著名な出血傾向」「循環障害」ですが、時にはショック状態に陥りデングショック症候群となります。
どちらも抗ウイルス薬がないため、やはり対象療法となります。

と海外旅行を気に感染する感染症で蚊が媒介するものもあるのです。
まだこちらについては続きがあるので、明日にPART2として投稿しますので、是非続けて購読していただけるとありがたいです。

では、本日もご購読ありがとうございました。
おやすMittsu💤

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