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疲れた時のリフレッシュ法 「無心で映画鑑賞」

「あー疲れた」とため息をつく。


一日も終わろうかという時、子どもは寝たしnoteも投稿したし、気力を使い果たした。

そんな疲れ切った時には、なーんにもやりたくないし、なーんにも考えたくない。

でも寝るのはもったいない。


寝るのが一番なのは頭ではわかっている。

わかってはいるよ。


しかし、もったいない。

この少しの自由時間を眠るなんて!

間違いなくもったいないおばけが来る。


そこで登場するのが「無心で映画鑑賞」である。

映画は本来、登場人物の背景や伏線の発見と回収、別の映画のオマージュの発見、ストーリーの予測などなど集中力が必要だ。

でも「無心で映画鑑賞」にはそんな集中力はまったく必要なく、ただただ能動的に鑑賞するのみ。

純粋に映像を楽しむ。


疲れている時には「無心で映画鑑賞」で気力を回復する。

これは全人類に周知するべき。


さて、「無心で映画鑑賞」の簡単な手順を説明しよう。

まずは、無心で観るのでストーリーが難解な物はNG。

ストーリーなんてあってないような映画を選ぶ。

それは「スプラッター映画」だ。


スプラッター映画」の定義はよくわからないけれど、とにかく人がむごい死に方をする映画だ。

いかに人を死なせるかしか考えていない為にストーリーはほぼ「ない」と言っていい。

理不尽なストーリー展開でも許されるのが「スプラッター映画」のいいところだ。

でも殺人鬼とか幽霊とかが出てくるやつは疲れている時には向かない。

想像力を刺激してしまうからだ。


そこでオススメなのが「サメ系」映画などの動物が襲ってくるヤツ。

ここでいう「サメ系」は最近流行りの超展開のファンタジーの「サメ系」ではない。

純粋にサメの本能で人が襲われるヤツがいい。


ストーリーは単純明快

襲われる為に漂流する。(船や水上バイクが故障)

誰か怪我をして血を流す。(サメを呼ぶ)

ひとりひとり襲われる。(絶対にひとりずつ)

最後のひとりが命からがら助かる(サメは死ぬパターンと生き延びるパターンあり)


この流れだけでいいのでストーリーは皆無。

登場人物は真面目な人、調子乗りなヤツがだいたいいて、カップルは二組以上おりそのカップル間で浮気している。

この浮気発覚のくだりで少しだけストーリーに厚みをもたせようとセコいことをしてくる。

はよサメに噛まれなさい。


これらの条件を満たす映画は「無心で映画鑑賞」にうってつけだ。

だいたいストーリーもわかっているので、無心でどうやって喰われていくのかを楽しむだけでいい。

無心で観ているのでかわいそうなんて気持ちもわかない。

だって疲れているのだから。


そんな「無心で映画鑑賞」を終えると何故か気力が回復し元気になる。

このメカニズムは解明されていないが、たぶん「何も考えない」ということが脳みそに良い影響を与えているとみた。

なーんにもしなくても、無意識にアレコレ考えてしまうのが人間のサガ。


だから「無心で映画鑑賞」で頭を空っぽにすることで気力が回復するのだろう。

大発見だ。

ノーベル賞有力候補。


さぁ皆も疲れた時には「無心で映画鑑賞」で気持ちをリフレッシュだ!

間違っても超大作とか病気でジワジワ弱っていくようなシリアスな映画はNG。
コメディは展開が早いし多いので、これもごNG。

脳みそが疲れちゃう。


あ、僕のnoteの記事を無心で読むのもオススメだよ。

ではよい映画ライフを。


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