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クリエイティブな頭の中 情報処理のイメージ力

あなたは頭の中の引き出しが多いタイプかな?

語彙が多いひと、アイデアが豊富なひとに対して「頭の中の引き出しが多いね」と表現される。

僕は一度も言われた事はない。

実際はすごーくおおいのに。

引き出しが多いなという人に出会うことは稀だ。

そもそも頭の中の引き出しというイメージが上手くできない。

どんな引き出し?

学習机とかオフィスにあるデスクのような引き出し?

数が少ないよね。

だからもっと別の引き出しだ。

タンスのようなイメージかな?

昔の薬師が背負っているような細かい引き出しが沢山ついた様なやつか?

引き出しがあるという事はそれを開ける「誰か」も必要ということだ。

自動で開閉する引き出しなんてあるもんかい。


僕の頭にはそんな「誰か」はいないはずだ。
勝手に住み着いている?

「頭の中に引き出しの多い人」はその沢山ある引き出しを開ける「誰か」が多いのか、それともひとつの引き出しに沢山の情報を入れているのか。

謎だ。


後、引き出しというイメージは現代では古い表現だ。

引き出す→取り出す→閉めると効率が悪い。
さらにカギが閉まっている可能性も高いときてる。

なにか引き出しに変わるイメージのつきやすいモノはないか。

情報をストックしているモノと言えば?

引き出しって容量が少なそうだからロッカーとか?

それとも今の時代に合わせてフォルダとかクラウドとか言っちゃう?

「あなたの頭のクラウドって容量がすごく多いですね」と言われたらなんだか嬉しいかも。

なんのこっちゃとなるかもしれないけれど。

あとは物理的なモノで例えるなら、HDDとかSSDが良いかな。

でも実際はすぐに中の情報を正確に引き出す事が難しいので、ニュアンスがうまく伝わらないかも。


脳みそって覚えるのも、引き出すのも下手くそだよね。

だからこそ文字が発明され、外に情報を保存する方法を編み出したわけだし。

だからもっとダメダメなモノで例えるのがしっくりくるかも。

「あなたの頭っておもちゃ箱みたいですね」


これは色々な情報は詰まっているけれど、目当てのモノがすぐに見つからない事を端的に表現した良い例だな。

おもちゃ箱って欲してるおもちゃほど見つからないんだよなぁ。

実際、人の頭の中って説明書が入っていない新品のレゴブロックの様なもの。

組み合わせ次第では様々なモノを発想する事ができるのに、そのやり方を上手く掴めない。

そして定番の組み合わせが楽だからいつも同じ行動をする。

いわゆる引き出しの少ない状況というやつだ。

いろんな情報を入れるのは良いけれど、適切に組み合わせたり、捨てる作業が必要だ。

引き出しを増やす前に、こういうクリエイティブな情報の動かし方を知りたい。

でも情報は多い方がいい。
なるべく質の良い情報が。

それには色んなジャンルにアンテナを張り、常に新鮮な情報を仕入れる。

アンテナのついた引き出し?

シュールだ。

でも引き出しは自分では動けない。

情報収集には向いていない。

だから僕の脳内ではアンテナ付きドローンが縦横無尽に飛び交っている。
しかもそれが無数に飛んでいるイメージだ。

そしてその下には大きなおもちゃ箱があってドローンが集めた情報をそこに入れていく。

巨大な工場。
情報処理の工場。
僕は工場長。
エと工この差がわかるかな?
エはカタカナの「え」
工は「工場」の工。

ややこしい。


話がそれだが、ドローンは引き出しよりも現実的でイメージしやすいのではないだろうか。

欠点はかなりうるさそうということぐらいだ。

「あなたの頭の中は無数のドローンが働いていますね」とか言って欲しい。

これもなんのこっちゃという感じだが、それが良い。

イメージは人それぞれ。
他人に理解してもう必要はない。


あなたも頭の中の情報処理のイメージを刷新してみてはどうだろう。

楽しいよ。

ではまた。

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