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Premiere League 第11節 Tottenham VS Chelsea

両クラブの状況

◆Tottenham
前節はクリスタルパレス相手に勝利を収め、リーグ無敗を継続している
トッテナム
ロリス、ペリシッチなど怪我人が出ているものの、マイナスを感じさせない
スカッドにポステコグルーの戦術が見事にマッチしている。
今節は低迷している強豪チェルシー
ホームで勝利し無敗継続となるか。


◆Chelsea
前節はブレントフォード相手にホームで敗戦を喫したチェルシー
順位も10位と落ち込んでいる。
加えて、チルウェル、エンクンク、ラヴィア、チャロバーなど怪我人が相次いでいる。
順位を上げるためにも負けられないチェルシーは今節トッテナムのホームに乗り込む。


スタメン/フォーメーション

◆Tottenham
前節からは2枚の変更
ウドジェが怪我から復帰し先発に、前節活躍を見せたジョンソンも
先発に抜擢された。


◆Chelsea
チェルシーは4-2-3-1の布陣
何といっても怪我から復帰したリースジェームズがこの試合先発復帰となった。
1トップにはスターリングに代えジャクソンを選出。


前半

緊急事態を迎えるトッテナム

前半がスタートし、両CBが大きくスペースを取り2-5-3のようなフォーメーションでビルドアップ→攻撃へ転じていくトッテナム。
すると早速、チャンスが訪れる。
低い位置まで下がりボールを受けたマディソンが中央のビスマへパス。
ビスマから右のクルゼフスキへサイドチェンジを行うとクルゼフスキがそのままシュート。ボールはコルウィルの背中に当たりコースが変わりそのままゴール。
ホームのトッテナムが早速先制する展開になったが、緊急事態が。
ロメロがボックス内でスターリングへのタックルで一発退場、PKを決められるとその後ファンデフェンがハムストリングの怪我で交代
前半のうちに両CBを欠く事態に。
ここでポステコグルーは、ダイア―、エメルソン、ホイビュアの守備的選手を投入する。
その後も激しい展開が続くも何とか失点を1に抑えた。
後半、巻き返しとなるか。


光るスターリングの個人技

アウェイのチェルシーは早い時間から押される展開に。
クルゼフスキのゴールで先制を許し、その後オフサイドにはなったものの
完璧な崩しで危うい場面を迎えてしまう。
だが、その後パルマーのPKで1点を返すと左サイドスターリングの
持ち味のスピードを生かしたドリブルでボックスへの侵入、中央ジャクソンへの供給など攻撃の起点を作っていく。
ボックス内でのハンドやオフサイドで2度ゴールが取り消しになったものの
スターリングが起点となって確実にチャンスは作れている。
数的有利になった後半、逆転となるか。

後半

窮地の中、ホームでの意地

数的不利の中引き分けで終えたトッテナム、後半で巻き返したいところだが
またもピンチに。
マディソンが前半の怪我で交代、ウドジェが2枚目のイエローでレッドカード、退場になりトッテナムは9人で戦うことになった。
その後は守備ラインを高めに設定し、ホイビュアとダイアーがCBを担う形に
ラインを高く設定し、逆転の姿勢を見せるも案の定裏を狙われムドリク
ジャクソンが積極的に抜け出しに来る。
しかしホイビュアやダイア―、エメルソンら途中出場の選手のタックル、ヴィカーリオの見事な対応でピンチを次々と乗り越えていく。
引き分けのまま終了したかったが、ジャクソンに1点を決められ、アディショナルタイムに再びジャクソンに2点を決められ、最終的には4失点でゲームを終えた。
ダイア―のオフサイド判定になったボレーシュートや、全員守備で守る姿などは数的不利の中でも善戦したといえる内容だった。


絶対的有利な試合、プレッシャーのかかるチェルシー

後半がスタートし、数的有利となったチェルシーは前半に比べボールを保持する展開が多くなる。
ウドジェが退場し、2人多い状態になったチェルシーは猛攻を仕掛けていく
トッテナムがラインを高くっ設定してくるため、ギャラガー、リースジェームズからロングボールで裏抜けを仕掛けていく。
オフサイドになる場面もあったが、攻撃の手数で上回りジャクソンのハットトリックで合計4得点となった。
アウェイで絶対に勝たないといけない展開の中、後半遅い時間での大量得点となったチェルシー、攻撃陣の更なるテコ入れが必要か。
結果としてトッテナムを下したチェルシーは10位に浮上した。


試合結果

Tottenham 1 - 4 Chelsea
◆Tottenham
Kulusevski ( 6')


◆Chelsea
Palmer ( 35' (Pen))
Jakson ( 75' 90+4' 90+7')


Pick up

◆Tottenham
13.Vicario
この試合でも先発したトッテナムの守護神、ヴィカーリオ
リーグ屈指のセーブ率を誇るゴールキーパーもこの試合では3回のセーブを記録。
4失点してしまったものの、スーパーセーブも連発しており、今後の活躍にも期待


◆Chelsea
20.Palmer
シティから加入した若手ウィンガーのパルマー
この試合では両チームトップとなる4回のドリブル成功数を記録
1ゴール1アシストとチームの勝利にも貢献した。


総評(個人的な感想含む)

今季無敗のトッテナム対低迷するチェルシーの試合!

まずはホームのトッテナム
今季安定のパフォーマンスを見せていたロメロ、ファンデフェンのCBで挑んだがこの2人を欠く事態になってしまった。
ファンデフェンに関しては、ハムストリングの怪我で長期離脱の可能性が出てきた。
2人少ない状態となったが、後半での途中交代組の気迫あふれるプレイや
サポーターを煽り鼓舞する姿などは数的不利を感じさせない姿だった。
善戦したものの、4失点で今季初黒星となったトッテナム
守備陣での出場停止、怪我人で一気にスカッドの人員見直しが必要になってしまった。
ポステコグルーの今後の動きに注目が集まる

一方アウェイのチェルシー
相変わらずパルマーはPKが上手い!今季3回のPKを全て成功している。
また、スターリングにキレが戻ってきていて右サイドで単独突破から
ボックス内の切り返しなど躍動していた。
リースジェームズは復帰後初の先発となったが、中盤からの前線へのロングパスなど100%ではないが十分コンディションは戻っている印象。
また、ジャクソンに関しては2点目までは完璧な位置取りでボールを押し込み3点目はムドリクへ出す選択肢もあったが自分で決めて見せた。
順位が低迷する中、前線(ジャクソン、スターリング、パルマー)のパフォーマンスが鍵を握っていくだろう。

対リヴァプールの時と同じような状況になったとトッテナムは善戦するも
ホームで敗戦。シティに首位を渡す展開になった。
一方チェルシーは何とか勝利し、ここから浮上していきたい。
兎にも角にも、見応えのある面白い試合でした!

ここまで読んでいただきありがとうございます!
ではまた次の試合で!!

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