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おっさん、娘と「コクリコ坂から」を観る

こんばんは。
おっさんですけど、今日は22時前には帰宅して、高三の長女とテレビで「コクリコ坂から」を視聴しました。
いやー、恥ずかしながら初めて観たんですが、おもしろかったです。やっぱりジブリ作品の世界観はよいですね。
自分が生まれる前の時代が描かれているのですが、なんか懐かしさを感じて、昭和っていい時代だったんだなーと思いました。

娘は観たことあるみたいで、隣でいろいろ解説してくれましたが、「あー、でもこれ言っちゃうとネタバレになっちゃうからな~」とニヤニヤしながらもったいぶっていました。
主人公の俊くんが赤ん坊だったときの様子を見て、隣でニヤけている娘の小さかったときのことを思い出し、いまこうしてソファーに二人で乗っかっておんなじようなカッコウで青春映画を観ているのがなんだか不思議な感じがしました。
まあ、なんというか、「うちの娘は口も聞いてくれない」と寂しさを口にするダンディズムたちと比べると、おっさんは恵まれているな~としみじみ思いました。

で、主人公の二人にはちょっと複雑な背景があったわけですが、その父たちの回顧シーン、よかつたなぁ。「貴様たちは俺より先に死ぬなよ」みたいなセリフがあって、ああ、この時代はまさに死が自分のすぐそばにあったんだなー、でも、だからこそ人と人の絆が強かったんだなーとなんかちょっとうらやましくもありました。
私にも中学や高校のとき、同じ部活で毎日一緒に汗を流した仲間がいます。
「貴様たちは俺より先に死ぬなよ」
最近、死にかけた仲間が二人もいたので、この言葉に重みを感じました。こういう言葉が自然に出てくる関係でありたい、というか、言える人間になりたいと思いましたね、おっさんは。

洗濯機を回さないといけないので、途中シャワーしにいって、出てからおもむろに冷凍庫に入ってたパ○コを食べ始めたら、「あ、あたしもアイス食べよ~」と娘も食ってました。遺伝子ってすごい(笑)

特にオチはないのですが、そんな日常、なんかいいよね、と思ったジブリ好きのおっさんでした。

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