「病原性」と「流行期間」は反比例する
人類史上、最も多くの犠牲者を出した感染症は、100年前に流行した「スペイン風邪」とされています。その正体は「インフルエンザウィルス」。
※「スペイン風邪」の膨大な死者数にはカラクリがあり、単純に「ウィルス感染による死亡」とはいえないのですが、ここでは便宜上「感染死」としておきます。
さて、それほどの「大惨事」となった「スペイン風邪」ですが、第3波をもって、あっけなく終息しました。
現在、「新型コロナウィルス」は、第3波どころか「第9波」の最中だそうで、一部の「専門家」は「第10波も確実に来る」と断言しています。
なぜ、いつになっても終息しないのでしょう?
「最先端技術の産物」であるmRNAワクチンが世界中で大量に使用されたにもかかわらず、そんな技術のなかった100年前よりも長く「パンデミック」が続いているのでしょう?
一歩引いて客観的に観察すれば、「最先端技術」とは名ばかりで、実態は100年前とまるで変わっていないか、むしろ「後退」しているとしか考えられません。
「新型コロナ」が終息しない最大の理由──
それは、ごくごく単純なことで、
検査をやめないから
に尽きます。
「スペイン風邪」の時代にはPCR検査が存在せず、死者数が激減した時点をもって「終息」となりました。もはや「脅威ではなくなった」ということです。
もしその当時からPCR検査が行われ、「ウィルスの断片」を延々と拾い続けていたら、100年後の今でもインフルエンザは存在するのですから、(年1の流行だったとしても)優に「第100波」を数えていることになります。
我々が歴史と経験から学べることは、
どんなパンデミックも、波が3回も押し寄せれば自然に終息する
ということです。
これは、しごく当然な話で、
・3回も流行すれば、「弱い個体」は、ほぼ一掃される(死ぬべき人は死んでしまう)。
・生き残った者は免疫を獲得する。
・宿主と共存するためウィルスが病原性を失う。
これが「自然の摂理」であり、同様のことが「新型コロナ」でも起こっているはず。
仮にメディアが報じるような「殺人ウィルス」だったとしても(私はまったくそうは思いませんが)、3~4回の波が来た時点で脅威は完全に消え去っていた。
逆に、5回も6回も押し寄せてくるということは、3回程度の波では「弱い個体」を洗い流せなかった「弱小ウィルス」ということになります。
強毒ウィルスほど短期間で終息し、弱毒ウィルスほど長引く
「病原性(a)」×「流行期間(b)」=「定数(X)」
と法則化してもいいかもしれません。
なのに、しつこく「第9波」「第10波」ですと?
いつも言うように、「不自然なこと」が生じた場合、そこには必ず「人為」が絡んでいます。つまり、明らかに「人災」であるということ。
「自然の摂理」に反して、今なお「感染死」が多数生じているとしたら、「人間がよけいなことをした」あかしにほかなりません。
私に言わせれば、世にいう「感染対策」なるもののすべてが「よけいなこと」ですが、パンデミックを終わらせず、いまだに死者を生み出している最大の主犯は、「最先端技術」でもなんでもなかった
新コロワクチン
です。
これさえなければ、今回の「パンデミック(ごっこ)」はとっくの昔に終わっていたと断言します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?