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歴代最高かつ最低かつ最高と思われる年下男と別れた女の徒然21

ライブの照明が曲や雰囲気に合っていて最高だったなぁ。とずっと帰り道から思っていた。
一体感を全身に感じ、熱気とひとに酔いそうになる瞬間とその積み重ね。
この場をつくりあげるのには、たくさんのひとの考えや実行や決断があるんだなぁ。とか、そんなわかりもしないことをわかったような気にさせてくれる時間だった。
人生のなかでたくさんはない一夜なんだと思った。
でも、また行きたいなぁ。完全に持っていかれた。

徒然21
彼が飲みだと言っていたある土曜日、
わたしがいつものように裏アカにてアプリを起動すると、がっつり緑色のオンライン状態の彼を見つけた。
なんかもうどうでもいい。疲れた無理なんなのこいつは一体、、っていうかんじ。わりと限界値だった。

とは言っても、彼に直接問いただしてみようとも思ったけど、
そうしたらなんでオンラインなのわかってるの?裏アカ?俺よりタチ悪いじゃん。とか言われそうだったし、実際言われなくても、タチが悪いのは自分でいちばんわかっていた。
正々堂々といかなかったわたしは、正々堂々としていない彼を責める権利もなかった。
でも、このままモヤモヤしつづけるのもよくないし、どうしたらいいのか、付き合いはじめて10日あまりで悩み出すのである。

飲みのときに彼へはLINEを送らないようにしていた。
返事来ないの気にするのもいやだし、飲みだってわかってれば別にいーよ!って最初は思っていた。
彼もそんなわたしの対応に、ありがたいわー!みたいに笑っていた。

ほんとうのわたしはちがった。
彼にとってのいいわたしでいたかったから、無理して我慢していた。

そしてその飲みの夜、彼から深夜にLINEが来た。
わたしはその日まったく寝れずにいて、その遅い時間のLINEに返信を入れた。
彼はビックリしたと思う。
そこらへんが引き金になり、翌日はじめての別れ話(はじめてのおつかい風👶🏽)が開催されるのである。

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