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最近の症状と、私の生きづらさ。

最近の私は具合が悪くなることが多い。
その間はなにを考えていても、思考の袋小路にいて逃れられない。その悩みのせいで明日、死ぬわけではないと、悩んでいても仕方がないと考えるのだが、気に病んでしまう。

頓服薬でアルプラゾラムというお薬を処方された。
そのお薬の注意書きによると、連用中に急に中止すると、その反動で、強い不安を感じたり、もうろうとしたり、震えたり、不眠、幻覚などの症状が現れたりする、と書かれているので、心配で飲めないでいた。

電話で薬剤師に確認したところ、その離脱症状がでるのは何千人に一人の確率だそうだ。
薬剤師が今まで診てきた患者さんの中でその症状が出た人は聞いたことがないそうだ。
何千人に一人でも、薬の注意書きには書く必要があるので書かれていると言っていた。
安全性が高いお薬と聞いて飲んでみた。

しばらくすると気持ちが落ち着いてきた。悩み事を薬で逃げている後ろめたい気持ちはあったが、不安が消えていくと考え方も変わっていくように感じた。

私には、具合が悪くなる時間帯があるように感じる。
睡眠をとり、朝のうちは気分が良く、落ち着いている。
午後になるとだんだんと雲行きがあやしくなり、会社が終わるころには具合が悪くなる傾向が多い。具合の悪さは夜の11時頃まで続くことがあり、寝る直前になって落ち着いてきて、夜は寝てしまう。そして、朝には治っている。その繰り返しだ。

朝には治るので、なんとか会社には休まずきているが、いつまた会社に行けないほどに悪くなるのか気が気でない。

毎日、生きているだけで精いっぱいだなと感じている。
傍目からみれば、私は普通に生活しているように見えるかもしれないが、その実はかなり不安定で、いつ今の生活が崩れてしまってもおかしくないと自分では感じている。

不安定な自分を受け入れるにはどうしたらいいか。
思うがままに自分の気持ちを書き出してみると、私はどうやら人間関係を失敗してきたことがトラウマになっていることに気づく。友達がうまく作れない自分がいる。

あいさつくらいは交わしたい人がいるが、あいさつのタイミングをすっかり失ってしまって近くにいてもあいさつできずにいる。
微妙に距離が出来てしまい、その距離を埋めるのは難しい。
相手に拒否されるのが怖くてそのままにしている。
私はあいさつすらまともに出来ないと落ち込んでしまう。

精神科に入院していたときも、同室の女性に「お友達って感じじゃないね」と言われてショックを受けた。私は友達作りに失敗し続けている。
私のどこが問題で人に受け入れてもらえないのかわからずにいる。

ついつい、被害妄想的になって困る。
私には、もちろん気軽に話しかけてくれる人もいるし、まったく人との交流がないわけではない。私は私と仲良くしてくださる人を大切にして生きていけばよい。
みんながみんな仲良くなれるわけではない。
誰だって得意な人と、そうじゃない人がいるに決まっている。

そうはわかっていても、他の人は誰とでも、うまく交流しているように見えて仕方がないのである。ないものねだりなのかもしれない。自分への認知がゆがんでいるのだろう。

それにしたって人との関係はなかなか一筋縄ではいかない。
人間関係に失敗し、入院した経験のある私は、一般就労でも同じことを繰り返すのではないかと今から心配している。
どうか、ちっぽけな私という存在を受け入れてほしいと願わずにはいられない。



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