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(81)中庸に生きればいいわけではない

何ごとも起こらず普通の人生を生きるは、深く感じる心を育てない



強烈に辛い経験は珠玉の幸せにその姿を変える。
振れ幅が大きいほど、人生を謳歌し、さまざまな感情の経験が人生を豊かにし、人間を大きくしてくれる。

真っ黒な苦しみを経験したものは、至極の幸福を知ることができる。

人生は右に左に大きく振れていい。

中庸の玄米だけを食べればいいわけじゃない。陰の野菜も食べて、陽の肉や魚も食べて、中庸に持っていく。

中庸の玄米だけを食べている人には、食の深さ、楽しみを知ることは一生ない。
いろいろ食べていい。
いろいろ経験していい。
合わせて中庸にすればいい。

人生も同じ。
残念な人を見れば反面教師として「学び」と「気づき」として捉え、怒りを感謝に変える。

幸運なことがあれば、さまざまな人に助けられての結果であることを忘れず、奢らぬよう自分を戒める。

何ごとも起こらず普通の人生を生きる、とは、深く感じる心を育てはしない。

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