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公務員1年目なのに「向いてないかも!?」と思った時に考えてほしいこと

新年度が始まりましたね。今回は、公務員初日から「公務員からの転職方法」をググっていた当時の私へ、今の私から伝えたいことを書いてみました。

新社会人になり、公務員として働き始めた人は「公務員の仕事ってこんなことするんだ・・・」「思ってたのとなんか違うかも」と感じるかも知れません。

なぜなら公務員の仕事って外からはすごくわかりにくいから。

もちろん面接を突破するためにHPやパンフレットでどんな事業をしているのか調べたり、先輩職員の話を聞いて何となく想像はしていたはず。でも、実際の仕事、つまり手元でどんな作業をするのか、どんな雰囲気の部屋で働くのか、どんな人と接しながら仕事を進めていくのか自体はよくわからないまま仕事がスタートすることになるのではと思います。

そして、「この作業やる意味ある?」「マルチタスクすぎる・・・」「DX化全然進んでないじゃん」「これがお役所仕事ってやつか」「一体誰の何の役に立つ業務なのかわからん」「このままここにいていいのかな」「引き継ぎ1日で担当に業務丸投げってどういうこと?」

とフツフツと湧き上がるものがあるんじゃないでしょうか。

でも、「福利厚生は文句ないし、社会的信用は抜群にある」「他にやりたいことも思いつかないしな・・・」と自分を何とか説得して明日も仕事に行くんですよね。

そうやって1日が過ぎ1週間が過ぎ数年の月日が過ぎた人たちがおそらくあなたの周りにいる人たち。



どうですか?

「この人たちのように自分もなりたい!」「法律や条例で固められたルールをきっちり守って『正しい仕事』をする『正しい人』でいたい」

そう思いますか?

もしそうならあなたは公務員になるべくして生まれてきたと言っても過言ではないので、どうぞこの記事を最後まで読まず、あなたの公務員としての使命を全うして国民の生活を守ってください。

けど、このnoteを読んでる人はおそらく何らかの違和感を感じて読んでくれてるのかなと思います。「自分はこのまま違和感を抱えたまま公務員を続けるのか」「それとも第二新卒のうちに転職すべきか・・・」悩んでるんじゃないかと思います。


結論、あなたの選んだ道を正解にしていくしかない、と私は思います。人生に絶対的な正解はないので。

今まで散々答えのある問題ばかり解いてきて、自分の適職にもたった1つの正解があるのではと思ってしまうかも知れないけど、そんなものはないんです。

ただ、転職先を探す前にまずしないといけないのは「なぜ公務員になったのか」面接向きの答えではなく、自分の心に正直に理由を整理すること。おそらく福利厚生や世間体以外にも何かあるはずです。


「人の役に立ちたい」という理由が出てきたなら、具体的にどう役に立ちたいのか。「どんな人たちの役に立ちたい?」「なぜその人たちの役に立ちたい?」「どんなことをして役に立ちたい?」と改めて深掘りをしてみましょう。

そしてそれは公務員では叶わないことなのか考えてみましょう。



あるいは、1人でもいいから「この人いいな」と思える職員がいないか探してみましょう。人は良くも悪くも人からの影響を強く受けます。

仕事終わりに居酒屋で愚痴ってる人からは「仕事はつまらないもの」「やりたいことをやるためのお金と引き換えにやらないといけないこと」という思い込みが強くなるだけです。

どうせなら、「この人は明らかに周りと違う(いい意味で)」という人から、吸収できるものをどんどん吸収して行った方が自分の時間の使い方として良くないですか?


「仕事辞めたいな」とあなたが思っていたとして、「向いてなくても3年続ける」が正解とは言わないけど、「向いていないならすぐに辞めるのが正解」とも限りません。

「今」がどうであれ、今後の選択次第で未来が変わっていくからです。


ただ一つ言えるのは、自分の違和感に蓋をしてはいけないということ。
考えるのをやめては駄目です。
今その違和感に蓋をしても、消えることはない。
後になって向き合わなかったことを後悔するくらいなら、徹底的に向き合って、より自分が進みたい方向に進める状態を作っていく方がいい。

そう思いませんか?




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