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「プラムのアップサイドダウンケーキ」と、あきれる話

たった1日前の記憶がない。

自分にあきれることがここ最近、たて続けにあった。

前日に予約の電話をしておきながら翌日になってすっかり忘れ、出かけなければならない30分前にグーグルカレンダーに入力されていたその予定に気づいてあわてて支度をした日。

取り寄せた書類に記入して返送済だというのにまったく記憶がなくて、「◯◯の書類はいつ送っていただけますか?」とカスタマーセンターに電話をしたら「もう受理されていますよ」と苦笑い(のような声)をされた日。

わかっている。自分のキャパを大幅にオーバーしている日々なのを。Todoリスト(リストにさえされていないもろもろもある)にあふれかえる「やること」が、おわらない。

睡眠時間はもうこれ以上減らせないから、あとは「やること」を「やらないこと」にするしかないのか。そんな問答を、「時間がもっとほしい」と思うなかでやっている。

いい面もある。

今の自分にとって優先すべきものと、そうでないものの区別がハッキリしてくる。

急いで飛び乗った車で聴いたラジオでは、「プラム」を話題にしていた。DJがポツリとこういった。

「プラムって食べた記憶がない」

「あぁ、わたしもないかも」と相方も加わる。

そっか、プラムってそんなに市民権ないのか。と、毎日なにかしらのフルーツを複数食べる実家で育ったわたしには驚きだった。

先日寄った道の駅では、店頭におかれた「プラム」を迷うことなくカゴにいれていた。その日以来、わたしのなかにはプチ「プラム沼」さえはじまっている。

その証に、こんなケーキを焼いていた。


グルテンフリーでレクチンフリーな「プラムのアップサイドダウンケーキ」レシピ

ケーキ生地にいれる、アーモンドパウダー、キャッサバパウダー、有機レモンパウダー、ジンジャーパウダー、ベーキングパウダー。ふるう前によく混ぜあわせておく。

ケーキ型の底(ケーキの”顔”になる)にはキャラメルを仕込み、ツヤとコクを出す。

熟れ熟れのプラムは薄くスライスできないので、割と厚めにカット。これが功を奏し、焼き上がり後も形をキープできていた。

プラムの水分をたっぷり吸い込んだ、しっとりケーキが完成。

レシピ詳細はVlogで紹介しているので、お時間あればぜひおつきあいのほどを。

今日はなにを「やらないこと」にするかな…。これがなかなか勇気がいる。

「ボクはプラム食べられないんだって。ちぇ」

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