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命の炎を絶やさないで!



私が命について考えるようになったのは、小学一年生の時でした。

初めての夏休み。

地域の子供会での毎朝のラジオ体操。

その中に自分よりも年上の子が、ずぼんを履いてくるのを忘れていました。

それを見た周りの子たちは、からかって石を投げて追い返していました。

ただズボンを履き忘れただけなのに、何故石を投げつけるの?

私はそんなふうに感じた記憶があります。

今でもその光景は鮮明に覚えています。

家に帰って親に話すと、その子は障害を持ってることを知りました。

今でこそみんなの理解が進んできているのですが、当時は全く理解されていない時代。

障害を持っているといじめられたりする子が多い時代だったのです。




夏休みが終わり、学校がはじまったのですが、みんなが何やら騒いでいます。

〇〇が死んだー!

え?

何を言っているのだろう?

私はわかりませんでしたが、家に帰って、一家心中だったということを知ったのです。

そのいじめられていた子のご家族です。

父親の仕事がうまくいかず、子供を残してはかわいそうだということで、そういう選択をされた。。。

ということでした。

賛否両論あると思います。

子供も一緒に。。。

日本では当時、そうういう選択をされる人が多かったのです。

当時の私には何が何だか理解することができず、言葉が出ませんでした。

ご近所さんだったので、そのお家の前を通るたびに何かこのままじゃいけない気がするというか。。。

子供のわたしは何か、わからないなりに命のことについて、人生のことについて、考えていたように思います。




大学生になった時、家庭教師のアルバイトをしていたのですが、ある教え子はタバコを吸ったり家出したり、いわゆるやんちゃな子でしたが、とても根はいい子でした。

家庭教師としてのその時間は勉強を教えるというよりも話し相手をするだけでしたが(笑)

あまりにも勉強をしないので、その子の親にも私じゃない人に変えていいですよって言ったんですよね。

でも、いつも家に居ないのに、その時間は家に帰ってきてくれるから、お話だけでもいいですって言ってくださいました。

こんな私でも、お役に立てていたようで、嬉しかった😌

でもね、家庭教師としてその子に会った初日、最初にタバコを出してプカーって私の顔に煙を吐いたんですよ。

それが、ものすごく頭に来て😤

即、私は無言でドアをバン💥って閉めて帰りました。

あちゃー🫣

やってしまった😭

すぐにバイトの事務所に苦情がいくかと思ったら、何もなく。。。

次のバイト日に恐る恐る訪問して、何事もなかったかのようにその子の部屋へ入ると、その子も何事もなかったように、普通に座ってくれていました。

それからは、世間話など、たわいもないことを話していました。

ときには、学校への不満や親への不満も聞いていました。

その子からみた私は建前で繕わない人と感じ取ってくれていたようです。



ある日、教え子のお友達が命を絶つという選択をしてしまいました。

教え子もやる気が全くなくなり、高校もどうせどこも行くところがないと投げ出すようになった時期もありましたが、本心はみんなと同じように高校に行きたいということが、話をしていてわかりました。

みんなと同じじゃなくてもいいんじゃないかということになり、なんとか夜間高校に行くことができました。

その後、しばらくして高校生活を楽しんでいると聞いて安心した記憶があります。




それから、私が社会人になってすぐぐらいだったと思うのですが、自分で命を断つ選択をしてしまう人が国内で年間三万人を超えたと言うニュースが目に入りました😳

もの凄く考えさせられました。

周りの子たちには、どうせ何もできないんだから、そこまで考えなくてもいいんじゃないか?

っていわれましたが、私はうまく表現できませんが、何か衝動にかられるというか、何かしないといけないような気持ちになります。


そして、自分が母になり、子供の周りにも、生きていたって何にもいいことない!

って思っている子がいることに悲しくなります。

親からの虐待。。。


こうやってセラピストになった今でも、私はちっぽけで、無力を感じています。

NPO法人を立ち上げて色々やっている方の記事を読んだりすると凄いなーって、私は何をしているんだろう?

っと落ち込むこともありますが、とりあえずは、私ができることをするだけでいい!

ということを自分に言い聞かせています。

そして、そのことを伝えたいのです。


私のことで言うと、目の前にいる家族のために妻として、母親としてできることをするだけでいいんだって思うようにしています。

その先はそこが出来てからでいいのです。

家族を大切にし、家族を思いやること。

私は無力だなんて思わなくていい!

一人一人が誰かの子供で。。。

誰かのきょうだいで。。。

誰かのパートナーで。。。

誰かの親で。。。

目の前の人を愛するだけでいい。

家族は血のつながりだけではありません。

自分が家族と思う人が家族なんです。

その前に自分のことも愛することが大切だということも忘れないでくださいね💖




社会の中の1番小さな社会である家族が幸せになれば、じわりじわりと幸せの輪は広がっていって、世界中に広がって行くような気がしています。

世界では争いが続いています。

この日本で貧困の子供たちが多いことが、私には悩ましいのです。


こんな私ですが、自分を深くみつめるセラピーをしています。




もし、ピンと来た方は下記公式LINEか

https://lin.ee/wCjmxOS



下記ホームページよりお待ちしています🙏

https://2020-hesediel.jimdofree.com




最後まで読んでいただきありがとうございます💖


一期一会🌏



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