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崩し・作り・掛け

8月28日17:00〜の武術交流会NO.51で、一コマ担当させて頂きます!

今回は、崩し・作り・掛けについてシェアして行きます。

多くの流派で言われている事ですが、各流派が独自の解釈でやられているの現状でしょう。

それらを私なりにどの様に活用しているのか、体験して頂きながら一緒に検証出来たらと思っております。

崩し

字の如く相手の心身のバランスを崩して、居着かせ、力の出ない状態にする事です。

大切な事は分かっているのですが、掛け合いの域を出ないモノも沢山有るのが実情です、、。

この崩しですが、柔道等の人口が多く競技として確立しているものは、ルール上、技が限定されるので相手のディフェンス力が高まると自身の技をダイレクトに極める事が困難になります。

そこで、いかに相手を崩して自身の技を相手に掛けるかという研究がなされる訳です。

また、少し時代を遡り、命のやり取りをしている時代(特に刀術等)では、相打ちが出来ないため、相手のバランスを崩して、確実に自身の技を当てるという所に稽古の比重を置いていたはずです。

現状は、約束稽古が馴れ合い稽古になってしまい、失伝してしまった所も多く有るようですが、、。

作り

崩しはイメージしやすいのですが、作りというのはイメージし難いのは、自身の状態だからです。

相手を崩す事で、自分も一緒に崩れていたり、相手を崩そうと躍起になり自身が居着いていたと言う事は良く有る事です。

よくよく自身の心技体を練り込む事もですが、崩しと作りを分けず、崩しながら自身は整い、自由度を上げて行く事を念頭に稽古して行く事が大切になります!

掛け

ここまでお読みいただけたら掛けが単独で存在しているのではないという事はお分かり頂けたかと思います。

もの凄い実力差が有れば別ですが、崩し・作りとの関係性の中で自然と掛けが生まれて来るというのが、自分の理想では有りますが、実際には中々難しいものです。

初めは自分の得意な技をどうやって極めるか、その為に必要な崩し・作りを研究し、その崩し・作りに寄り添い、適切なタイミング、角度、パワーで技を掛ける稽古を積んで行きます。

徐々に三位一体となれば、どちらのベクトルから探求しても関係なく無なるのではないでしょうか。

理想の武体、、動けば技になる状態というんですかね。

これらの鱗片を今回のセミナーで、少し紹介出来ればと思っております‼️

ご興味を持たれましたら、お気軽にメッセージ頂き、セミナーに参加下さい。

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