大爆笑・認知症とともに

しっかり者のスーパーお母ちゃん(90歳)がある日突然認知症に⁉︎ 半年の紆余曲折を経て全…

大爆笑・認知症とともに

しっかり者のスーパーお母ちゃん(90歳)がある日突然認知症に⁉︎ 半年の紆余曲折を経て全て受け入れて生きていこうと誓った娘の私。 母と娘の爆笑日記。

最近の記事

どんより

今日も元気に電車に乗って実家に行ってきた!  でも、気持ちはちょっとどんよりとしてしまって、切り替えろ、切り替えなきゃと心の声が大きくなった。 朝一に契約を終えたジェイコムの機械を宅配業者に引き渡すために、なんとなんと始発に乗る羽目になった。最近の宅配はお昼12時から2時と言う時間がなくて、朝8時から午前中と言うざっくりした時間帯を選ぶしかなく、始発に乗る羽目になった。まだ月の光が明るく見える真っ暗な中、駅へと向かった。 どんよりとした理由はというと、私が帰ろうとすると、

    • 番外編、ジャーマンアルプスに登ったぞ!(健忘録)

      10月24日朝から雨が降る窓の外を眺めて、ちょっとラッキーな気持ちになったと言うのは、昨日なんとなんと憧れのアルプスに登ることができた。 山を愛するガイドさん主催の山歩きに飛び入り参加をさせてもらった。 参加者の中で最年長の私と参加者の中で、最年少の娘。結果は私より1まわり若い、山を愛すみなさんの足手まといになってはならぬ、とひたすら足元を見ながら歩くこと5時間。2つの山の稜線を10キロ歩きに歩いた。 おかげさまで今日は歩くのも辛く、階段が降りれない。登ることができても降り

      • 野菜室にフランス🇫🇷パン⁈

        実家に行くには、電車を2回乗り継ぎをする。私の家から駅までは徒歩5分。 特急に乗り40分ほどで乗り換え急行に乗り20分で最寄りの大きな駅、そしてまた乗り換え各駅停車のローカルな列車は普段は混むことがほとんどない。ただし、春の桜の時期と今の紅葉の時期は通勤ラッシュ並みになる。明日は祝日となると今日しかない!と言うわけで、再び実家に来た。玄関のドアが開けっ放し⁇ まさか強盗か? 小さな門から続く玄関までのアプローチには階段があり、そこに落ち葉が山盛りのちりとりがあった。玄関の奥の

        • スタイリストになってみた

          コロナ禍の中、母は美容院に行く機会を逃してきた。とは言え、予約を取って行く気にもならないようで…。 と言うことで、私がにわかスタイリストになって髪の毛を切ってみた。 切り終わった母の顔から満面の笑み、普段あまり口にすることのない。 「ありがとう。ありがとう」 と何度も言う。いくつになってもおしゃれをしていたよね。とつくづく感じた。 「5000円浮いたわ。よかったわ。」 としっかりした口調で言う認知が始まっているようには微塵も感じなかった。 認知が始まってるといってもとても軽

          二往復で25,000歩

          週1度は母の家に行く。 今日は父の介護認定の書類と介護保険者証を父 じいじのホームにもっていく予定。 母の口癖で来る前には、 「前の日には電話してやぁかっか そういうので、娘の私はリクエストに応えてちゃんと前日の夜に電話をした。電話の内容と言えば明日行くこと、時間、あと事前に前もって買っていくものはあるかないかの確認。そうすると母は 「もう冷蔵庫には何もないねん。」 と電話口で話した。まさか先週買ったものを全て平らげたすごい食欲、母に食欲の秋が到来か?などと心の中で心の声が聞

          娘に会いに ドイツへGO!(健忘録)

          もうすぐ10月も終わろうとしている。 今日は10月24日春日。午後2時半。 京都を出てもうすぐ1ヵ月になろうとしている。娘に会いたくてドイツのミュンヘンに来た。 というのも、10月は私の誕生日、なんと還暦に!還暦を意識し過ぎて還暦を迎える準備をしたくない!と言うか還暦を迎えたくない! そんな思いを娘が母の気持ちを察して、「ドイツに来たら?」と誘ってくれたから行ってきた。 そんな娘は、洒落たことをしてくれた。なんと、母の日のプレゼントはミュンヘンマラソン。ランナーに断りもな

          娘に会いに ドイツへGO!(健忘録)

          父に会う -帰国したから行ってきた!(続編)-

          父に会う 車椅子に乗った父が向こうから来た。母の背中はとても緊張しているように見えた。施設のスタッフの方が、「お嬢さんの名前忘れたって」お父さんがおっしゃってたと笑いながらこちらに向かって話しかけてくれた。 「へえ〜、お父さん忘れてしもうたん」と笑いながら父に先話しかけると、 父は「なに言うてんねん覚えてるわ。」と笑顔で答えた。 久しぶりに見る父はコロナにかかったとは思えないほど肌はつやつやして元気そうにだった。どうりで会話も進む進む、相変わらず時勢については全く認知ができ

          父に会う -帰国したから行ってきた!(続編)-

          帰国した!から行ってきた!

          1か月余りの旅を終えて10月30日にミュンヘンから羽田、羽田から伊丹、伊丹から電車を乗り継いで。ようやく京都に帰った。 その日はあえて母には連絡せず、翌日の11月の1日そのまま電車に乗って母のところに行く予定にしていたが、目覚めると外は雨。気持ちがいっきょに萎えてしまったので電話をして、明日行く旨を伝えた。電話せずに行くつもりだったのになぜ電話をしたかと言うと、父 、じいじのホームにもっていく冬用の衣類を母に前もって準備してもらうためである。 電話をした。「帰国したよ。帰っ

          帰国した!から行ってきた!

          お金がない!

          先月末から娘のところに来ている私。 ミュンヘン郊外の湖のほとりシュタンベルクに滞在中。 午前中、雨だったので晴れるのを待って、さあ出かけようと思ったら なんとLINEが鳴る。 LINEの主はまさかの大阪の母だった! LINE使えるの? いつから? 電話に出ると「あんた私のキャッシュカード持って帰ってるやろう?」 から突然、話が始まった。 母にはドイツに住む娘のところに行く話をしてきた。しかし、まるで母は私が京都にいると疑わない感じで話す母。とっさに私は心のなかで困ったなぁ〜