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夢は叶うと信じるユース選手達への約束

これを書こうと思ったのは
いつもオフシーズンをサポート
させてくれている三浦優希の
noteを読んでからです。

読んだ後に自分の中で
ユースアスリート達と
働く際に
どんな思いで
どんな覚悟を持って
いるんだろう?

そんな自分への疑問を
自分への問いかけ続け
熟成させてました

彼が書いた若い世代たちへの
アドバイス

”今の若い世代の選手たち、
特に「もっと上手くなりたい」と
思っている皆さんに伝えたいことは
「できるだけ早く海外に出よう」
ということです”

これを読んだ瞬間に彼のような
熱い思いを持ったユースアスリート
をサポートしたいなと思っていました。

実際に今現在進行形で
一人のユースアスリートを
自分はサポートさせて
頂いています。

ご両親からの信頼に応える共に
ユースアスリート自身からの信頼
更に人間形成に関わるので本当に
身が引き締まる思いで毎回
サポートさせて貰ってます。

以下は自分のユーススポーツ
に対するスタンスを書いています。

誰もがプロ選手になるわけではない

そんなもんわかってるわ!笑
あほでもわかるわ。
という声が聞こえてきますね。
本当に狭い門なんですよ

上のリンクはアメリカの大学スポーツ
NCAAの1‐3部まででどれくらいの
高校生アスリート達がプレーできるのか?
を調査したものです。

で、それを見るとNCAAのD1
に行ける各スポーツの
高校生アスリートは
全体の約3-5%以下です。

狭い門ですね。

また以下は現在NBAで活躍している
Dr. Adam Virgileが作成した
アメリカのプロアスリートになる
確立を示したものです。

NCAAからプロになる確率は0.7%です。
マジで狭い門だ。
プロになるには1%以下にならないと。
Adam Virgile has the copyright of above content.

うん、普通に考えたらなりたくて
なれるものではないです。
本当に狭い門です。

でもなりたいというユースが
多くいる。どうしますか?
諦めさせますか?

それとも彼らの熱意に甘えて
有る事無い事いって
金稼ぎに走りますか?
直接一緒に働いた事もないのに

有名〇〇選手はこうやって
プロになった!だから
こうしてみよう。みたいな
馬鹿らしい宣伝文句で
よく釣ろうとしてますが。

また多くの専門家はユース
育成の教育を本気で受けてません。
そして、彼らにとってユースは
トップチームで働く為にやってます。

ユースで結果を出せば、もしくは
プロチームのユースでやって入れば
その内どこかのトップチームから
お呼びがかかるかもしれないからです。

(まぁそうなってしまうような
システムや組織作り、お金の
流れになってしまっているので
指導者がすべて悪いか?と言われれば
そう言えません。)

自分は本気で向き合います。
プロになれるのは一握りではなく
一つまみ以下です。
で、あれば本気で向き合って
その子の人生の財産にしてもらう。

それに対価を頂きます。

彼らの人生の財産になる事
が本当に大事だと思います。

自分のユースとの
向き合い方を語るには
外せないプレゼンテーション
があります。

それがJosh Shippの
Be the Differenceです。

簡単に言うと

子供の人生に安定した
大人が、その子を
心底信頼してくれる大人が、
一人いるだけでその子は
救われる可能性が高くなる
という話です。

自分の場合であれば
それは祖母になります。

自分と過ごした時間が、
それがどれだけ短いもので
在ろうと、その子の財産に
なればこれほど光栄なことは
ないと思っています。

早期特化自体が本当に問題なのか?

ユーススポーツを語る上で
自分としてはこのトピックに
必ず触れないといけない
と思っています。

一つのスポーツに
早いうちから特化する
早期特化に関して色々と
ネガティブな事が
書かれていますし、
リサーチでもその方向です。

ですが、、、、

自分は早期特化自体が
問題なのではない。
と、考えています。

良識人と自称する人からすると
あり得ない言葉なのかもしれません。
これだけエビデンスがあるのに?
早期特化のネガティブな結果として

・怪我のリスクが上がる
・グロースマインドセットが育ちにくい
・動きが悪くなる
・バーンアウト率が高くなる。

があります。

わかってますよ?
大抵の人よりは
リサーチ読んでますし
勉強してますから

ただし最大の問題視としては、
才能のある子供たちの
「可能性が減少してしまう」
ということです。

ではその”可能性”とは何か?

人生という観点か?
スポーツという観点か?

だとすれば、
早期特化自体は
問題ではありません。
早期特化スポーツも
ありますし。

それに早期特化のネガティブな
結果である4つも起きないように
”大人”がしっかりすればいいだけ
それだけの話です。

また問題の根幹の
一つとなる
行き過ぎた競争を
大人が助長しなければ
いいだけの話です。

寧ろ子ども自身の
「意思」を育むことができれば、
”可能性”はいつでも広がります。

私たちがすべきことは、
そんな子ども達と、
”本気で向き合う姿勢”と
導く為に自分を常に磨くです。

早期特化がどうのという、
理論の押し付けではありません。

早期特化が完全に悪いわけではなく、
メリット・デメリットがあるという、
客観性を持つということが大事です。

早期特化をすれば、
集中してその競技に
打ち込めるので、
成果を出しやすくなります。

このような成果だけを見る
大人に我々がなってはいけない、
たったそれだけの話です。

「プロになりたい!」

と目の前の子供言われたら
どないしますか?

「現実を見ろ」
と言いますか?

大人が子供の意思を
摘み取るんですか?

自分はこのような
子ども達の
「意思」は決して
無視はできません。

そんな意思がある子には、
包括的な早期特化が
必要と考えます。

スポーツを続けていく為には
海外の大学チームに入る必要が
あるかもしれません。

この時NCAAであれば必ず勉強が
出来ないといけません。
また勉強はスポーツに直結します。
それは以下みたいな感じです。

https://x.com/coach_saki/status/1521736919448973314?s=20

アスリートには本当に
勉強してほしい。それだけです。

スポーツ特待生は
スポーツだけしていれば
良いといった旧態依然の
甘えた考えから日本人は
早く脱してほしいです。

大事な事は全て
スポーツが教えてくれる
そんなもんは嘘です。

人間性がズレてる
エリートアスリートを
自分は沢山見てます。

また怪我をした後は必ず
リハビリをさせる事が
必要になります。

BJSMのポッドキャストで
早期特化と怪我に関して
話していた時に

”大人が怪我を甘く見てリハビリを
しっかりとさせずに再発防止に
取り組まない方が問題だ”

という事を話していて、
すごく納得したのを
覚えています。

自分の感覚からすると
子どもを下に見るような、
大人は断じてありえません。

「プロを目指す一人の選手」
として、
”最高の準備”を提供し続ける。

たとえ望んでいた夢は叶わなかった
としても「意思」のもとに
経験したことは、人生という
観点から見ても、将来の可能性
を大きく広げます。

複数のスポーツ参加・シーズン制の落とし穴


一つのスポーツをすると
ネガティブな結果が
待っている事が多い。

だから予防策の一つとして
多くのスポーツに
触れさせましょう、
ならまだわかる。

またアメリカみたいに
シーズン制にしたらええ。
そういう安直な事を言う人もいます。

(但し少子化なのでシーズン制
になるのは賛成です。)

それやったら
秋にはアメフト、
冬はレスリング、
春はラクロス、
夏はサーフィン

やらしてみたら?と思います。
シーズン制ですよ?
1年間に複数のスポーツやってますよ?

でも、確実に何処かで怪我するよ?
と言いたいです。

残念なことに
ユーススポーツの事を知れば知る程
ほとんどの人がユーススポーツに
現在進行形で直接的に
関わっていないんだな
というのがわかりました。

ユース世代と関わる時の私の約束

「"本気で自分の夢は叶う"と信じるユースアスリートへの私の約束」

  1. 子供たちが持つ夢や情熱は、外野の者が簡単に理解できるものではない。私はその熱意や真摯さを最大限尊重します。

  2. スポーツの場には、数え切れない挑戦や試練が待ち受けている。私は子供たちが自らの能力を最大限に発揮し、夢を叶えるための力を信じます。

  3. 私は子供たちと一緒に、成功や挫折を共有し、最後まで彼らのそばにいることを約束します。

  4. 早期特化の是非やそれに関する議論は、現場を知らない、またはその場にいない人々からのもの。私の役目は、子供たちの夢の実現に向けて、全力でサポートと準備の手助けをすること。

  5. 専門家や他者の意見はそれぞれ。しかし、私は子供たちの夢が叶うものと信じ、彼らがその夢を諦める日まで、全力でその夢をサポートする。

  6. 私は最後まで子供たちをサポートすることを約束する。表面的な見解や周りの大人たちの「良識」の押し付けは受け入れない。

自分は上っ面だけではない
本気のサポートを提供します。
是非お問い合わせください!
最高の瞬間を手に入れましょう。

以上

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